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Xperiaの販売台数60万台超、GALAXY Sは30万台突破。LYNX 3D SH-03C、REGZA Phone T-01Cも好調

NTTドコモ2010年度第3四半期決算説明会資料より
NTTドコモは28日、2010年度第3四半期決算説明会を開催し、その中で昨年4月以降のスマートフォン販売実績の一端を明らかにした。昨年4月からの3四半期(12月末までの9ヶ月間)における合計販売台数は126万台。その後、今年に入ってからも積み上げがあり、すでに150万台を突破している。また、機種別の内訳として「Xperia」が60万台超、「GALAXY S」が30万台以上含まれていることもわかった。その他、「LYNX 3D SH-03C」も1月11日の時点で約188,000台に達しており、大きな割合を占める。「REGZA Phone T-01C」も在庫不足が続くほどのヒット商品になっている。

同社は今後3月末までの間に約100万台上積みし、2010年度のスマートフォン販売台数を250万台にまで伸ばすことを目標に掲げている。さらに来年度は約600万台を目指す方針を示している。実際には600万台という数字は変更になる可能性もあり、2月、3月の実績を見守っていきたいと同社の代表取締役社長を務める山田隆持氏は語っている。イメージとしては今年度目標である250万台の倍プラスアルファ、としている。

なお、150万台の詳細な内訳は不明ながら、前述した4機種でほぼ占められているはずだ。

Xperiaについては調査会社のMM総研は昨年9月末までに約46万台が出荷されたと報告している。となると、10月以降の販売ペースはやはり落ちていることになる。しかし、落ち込んだとはいえ、10月以降もそれなりの台数が出続けていなければ60万台超には達していないだろう。

また、GALAXY Sは一時期「iPhone 4」に週間販売ランキングのトップを奪還されたものの、今は再び1位に返り咲き、好調なセールスを維持している。それはLYNX 3D SH-03Cも同様で、REGZA Phone T-01も例外ではない。ただし、REGZA Phone T-01Cについては高い人気、需要に供給が追いついておらず、販売の伸びはこれからだと考えられる。

昨年4月1日のXperia発売時には今年度のスマートフォン販売台数目標は100万台としてきただけに、現在の状況は想定を大幅に上回るものといえる。同社は場合によっては2012年度にはフィーチャーフォンとスマートフォンの割合が並び、逆転する可能性があるとしているが、現在の流れは実際にその方向に進んでいるようにみえる。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/2011年3月期 第3四半期決算説明会

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