Xperia arc、英国では予約受付開始。発売予定日は4月1日

GAPSIS編集部 2011年1月26日

ソニー・エリクソンが2011年第1四半期以降、各地域で順次販売開始を予定している最新のAndroidスマートフォン「Xperia arc」だが、すでに英国のPlay.comでは予約受付を始めていることが明らかになった。欧州向けのAndroid情報を主に扱うPhandroidが25日に伝えた。

Play.comで提示されている売価は40ポンドの割引後で459.99ポンド（約59,728円。レート：1ポンド＝129.731619円で計算）。VAT（付加価値税）込み。端末はSIMロックの掛かっていないSIMロックフリー版。発売日は4月1日の予定と記されている。

Xperia arcは米国で5日に発表された端末でソニー・エリクソンのスマートフォン・ブランド「Xperia」シリーズの最新機種になる。同社は2月13日にXperiaシリーズに加わる更なる新機種を発表する見込みだが、オーソドックスな特徴を持つ最新のフラッグシップモデルはこのXperia arcになるとみられている。すなわち2010年にフラッグシップモデルのポジションに位置づけられていた「Xperia X10（国内ではNTTドコモから「Xperia（SO-01B）」として販売）」の後継機種だ。

端末の特徴は主に映像面にある。

4.2インチのマルチタッチ対応美麗ディスプレイ、Mobile BRAVIA Engine搭載による美しい動画視聴、Sony Exmor R for mobileによる高品質な写真撮影。特に光の少ない場所でも撮影が可能になる。カメラの有効画素数は810万画素で、HD動画撮影にも対応。これらが主な特徴で、カメラ、写真、動画などを視聴する上でXperia X10よりも機能が改善される。そして、HDMI出力とDLNAをサポートすることで、映像を大画面で楽しむことも可能になった。

さらにデザイン面も磨き上げられている。Xperia X10も美しいデザインだったが、Xperia arcはアーク形状が採用され、端末中央部が薄く、上下端部に向かって厚くなるデザインだ。端部ですら十分薄いものの、最薄部での厚さはわずか8.7mmだ。

そして搭載OSはAndroid 2.3（開発コード「Gingerbread」）だ。

その他、基本スペックは次の通り。