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ソニー・エリクソン、Xperia arcのスペック公開

現地時間5日、米ラスベガスで発表されたソニー・エリクソン製スマートフォン「Xperia arc」だが、同日詳しいスペックなども続けて公開された。Xperia arcは同社のスマートフォン「Xperia」ファミリーに名を連ねる新たな機種で、同社製端末としてはAndroid 2.3(開発コード「Gingerbread」)を搭載した初めてのモデルになる。大きな特徴は背面がゆるやかな曲面でデザインされていることで、「arc」の名の通りの端末に仕上がっている。

発売時期は2011年第1四半期(1月~3月)以降で、一部の国と地域から販売が始まる。日本も対象に含まれており、国内ユーザーも手にできるようになる見込み。

同社が掲げるXperia arcの魅力は次の通り。
  • 軽量薄型で頑丈なデザイン
  • 4.2インチのマルチタッチ対応美麗ディスプレイ
  • Mobile BRAVIA Engineによる美しいマルチメディア映像体験
  • Sony Exmor R for mobileによる写真撮影。光の少ない場所でも撮影可能へ
  • 8.1メガピクセルカメラ及びHD動画撮影
特徴として挙げられている項目を見てもわかるように、デザインとディスプレイ、カメラ周りに力が入れられている。ディスプレイは解像度が854×480で、静電容量方式のタッチパネルを採用。旧モデルである「Xperia X10」などと違い、Xperia arcはマルチタッチにも対応している。また、arcデザインを採用した筐体は最薄部の厚みがわずか8.7mmしかない、スリムな端末に仕上がっている。重さも約117gと、比較的軽量な部類に入る。さらに、フロントを覆うパネルは傷への耐性をもつミネラルガラスが採用されている。

そしてMobile BRAVIA Engineは動画視聴をより良くしてくれる。リアルタイムでノイズリダクション、シャープネス、カラーマネジメント、コントラスト調整などの処理が施され、より美しく動画を楽しむことができるようだ。ただし、Mobile BRAVIA Engineをオフにすることもできるのでユーザーの好みによって選択可能だ。

同様にカメラ周りも強化され、ソニーの裏面照射型CMOSセンサ Exmor Rが採用された。これにより、光の少ない場所や夜景などでも写真や動画を美しく撮影することが可能になるとされる。このセンサは従来の表面照射型センサと比べ、約2倍の感度を持ち、低ノイズを実現したもの。

また、ソフトウェア面ではXperia X10から「Timescape」が引き続き採用されている一方で「Mediascape」は搭載されていない。Mediascapeは音楽や動画のみならず写真も含めて管理できるものだが、Xperia arcには載らない。

しかし、他にも映像をより楽しむための機能としてHDMI出力とDLNA機能がサポートされている。これらにより大きなスクリーンで写真や動画を楽しむことも可能になる。

その他、主なスペックは次の通りとなる。
  • OS:Android 2.3(Gingerbread)
  • CPU:Qualcomm MSM8255 1GHz
  • 内蔵メモリ:512MB
  • 外部メモリ:microSD/microSDHC(最大32GB)(8GBのカード同梱)
  • ディスプレイ:4.2インチ液晶(解像度:854×480)、マルチタッチ対応
  • カメラ:8.1メガピクセルカメラ、720p動画撮影対応、裏面照射型CMOSセンサ Exmor R採用、オートフォーカス、LEDフラッシュ搭載
  • FMラジオ搭載
  • GPS/aGPS搭載
  • HDMI出力搭載
  • Bluetooth:2.1+EDR
  • DLNA対応
  • Wi-Fi:IEEE802.11b/g/n
  • バッテリー容量:1,500mAh
  • サイズ:125×63×8.7mm
  • 重さ:約117g
  • カラーラインナップ:ミッドナイトブルー、ミスティーシルバー
下はPR動画。



下はハンズオン動画。


【情報元、参考リンク】
ソニー・エリクソン/プレスリリース

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