左:試作機展示イメージ、右:NVIDIA Tegra 2
Androidを搭載したスマートフォンやタブレットでは米Googleの地図アプリケーションである「Google Maps」及びナビゲーション機能「Google Maps Navigation」が利用することができるため、スマートフォンなどをカーナビ代わりとして使うことも十分にできる。ただし、現在のバージョンでは車載用の専用機と比較すると機能面、情報面で足りない部分もあり、依然としてカーナビ機能単体の利便性は専用機が勝る状況にある。
しかし、車載用専用機自体がAndroidを搭載するとなると面白い製品になりそうだ。富士通テンの試作機はNVIDIA Tegra 2デュアルコアプロセッサを積むことによって、高い処理能力と低消費電力性能を併せ持つ機器になる。その上、車載専用機なのでスマートフォンやタブレットと異なり、内蔵バッテリーの残量を気にする必要もない。
Androidを採用することでYouTubeの動画、Flashコンテンツ、ウェブなどを楽しむことも可能だという。搭載OSのバージョンは試作機の段階ではAndroid 2.2だ。
スマートフォン、タブレット、PCなどに加え、カーナビもこれらの情報機器間での連携を図れるようになれば、とても便利になるかもしれない。
【情報元、参考リンク】
富士通テン/プレスリリース