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アールストリーム、SIMロックフリーのAndroidスマートフォン「Rstream A1」の一般販売及び音声・データ通信サービス「R-sky」を開始

アールストリームは20日、日本通信のMVNE(Mobile Virtual Network Enabler)サービスを活用し、MVNO(Mobile Virtual Network Operator)としてAndroidスマートフォンを使った音声・データ通信サービスを同日より提供開始したことを発表した。サービス名は「R-sky(アールスカイ)」。同時にR-sky対応第1弾スマートフォンとして「Rstream A1」の一般販売も始まっている。


Rstream A1はもともと法人向けサービスとして提供される端末だったが、多くの方からの要望があったことに加え、一般販売に向けた端末供給体制に目処がついたことから実施に踏み切ったとのことだ。販売はインターネットによる端末販売で10万台以上の実績を持つeiYAAA(エイヤー!)やAmazon.co.jpなどで行われるようだ。価格は59,800円。端末はSIMロックフリーで販売される。

冒頭で「MVNE」や「MVNO」という言葉を使ったが、ここで簡単に説明しておきたい。ご存知の方も多くなってきたとは思うが、MVNOとは既存の通信事業者の提供する通信サービスを利用もしくはそれらに接続して自らの通信サービスを提供する事業者のことを指す。すなわち自らは無線通信設備を持たない事業者だ。例えば日本通信はNTTドコモの回線を利用している。次にMVNEだが、こちらはMVNOとの契約に基づき、その事業の構築を支援する事業者のことを指す。

R-skyでは050ベースのモバイルIP電話サービス及びデータ通信を利用することができる。

月額料金プランは4,980円に加えて通話料金というシンプルなもの。毎月180分間の無料通話分が基本料金に含まれる(R-sky同士か国内固定電話への通話に限る)。通話料は国内固定電話へは8円/分、国内携帯電話へは18円/分、海外へはアメリカ、カナダ、イギリス、中国、韓国など一部の国の固定電話もしくは携帯電話に対して5円/分からになっている。なお海外通話料金は一律5円ではなく、国によって異なるので注意してほしい。また、通話料金は実際には10円単位で計算される。通話料金詳細はこちら

Rstream A1はAndroid 2.1を搭載したスマートフォンで、ディスプレイサイズは3.2インチ。CPUはQualcomm MSM7227 600MHz、内蔵メモリは256MB RAM、512MB ROM、カメラは5メガピクセル、Wi-FiはIEEE 802.11b/gをサポートなどといったスペック。Androidスマートフォンとして標準的な機能は概ねサポートしており、Android Marketを利用することもできる。端末のサイズは約116.4×58.1×12.9mmで重さは約123g。バッテリー容量は1230mAh。

下はAmazon.co.jpでの商品リンク。


【情報元、参考リンク】
アールストリーム/R-sky紹介ページ
エイヤー!/R-Phone通販ページ

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:1 件
  1. http://n-seikei.jp/2012/10/post-11768.html

    (株)アールストリーム/自己破産へ

    やはり、自己回線での無料通話が出来ない事が足を引っ張り
    更にアンドロイド端末もOS2.0クラスでは勝負に成らなかった

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