日本経済新聞は24日、ソニーが開発中の最新携帯ゲーム機「PSP(プレイステーションポータブル)2(仮)」がNTTドコモの3G回線を利用できるようになると報じている。ソニーの新型PSPは27日に都内で開催されるPlayStation Meetingで発表される見込みで、年内に発売予定とされている。
新型PSPとドコモ回線の関係については一般の携帯電話のそれとはやや異なる。まず、携帯電話のように音声通話をすることはできない。あくまでも3Gデータ通信が利用できるだけという。3G回線に接続してゲーム、映画などの映像コンテンツのダウンロード及びオンラインゲームを楽しむことが可能になる。
しかし、公式には未発表段階ということもあり、サービス・料金体系の詳細は不明だ。販売網についてもわかっていない。PSPやニンテンドーDSのユーザーには未成年者が多いことを考えると、月々の基本料金が発生する仕組みは拡販を難しくする懸念がある。どのようなサービスになるのか注目だろう。
また、端末の特徴も一部明らかになってきた。ディスプレイは旧モデルよりも大型になるようだ。さらに有機ELが採用され、タッチパネルが導入される。独自の半導体技術により高精細画像を高速で処理でき、ゲーム機としての性能は据え置き型ゲーム機である「PS3」にも迫るほどとみられている。
さらに同社はゲームを遊びやすい携帯電話端末を開発中だという。これはこれまでに何度もメディアで取り上げられている「Xperia Play(仮)」のこととみられ、OSにはAndroidを採用する。PSPgoのようにスライド式のコントローラが搭載される見込みで、2月13日にソニー・エリクソンがスペイン・バルセロナで開催するプレスカンファレンスにて発表されるとの噂が根強い。
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日本経済新聞
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