NTTドコモは11日、シャープ製の電子書籍リーダー「SH-07C」を1月21日に発売することを明らかにした。SH-07Cはシャープの電子書籍リーダー「GALAPAGOS」をベースにしたNTTドコモ向けの端末で、5.5インチの液晶ディスプレイを持つ。対応する電子書籍サービスは2つで、同日にNTTドコモが発表した「トゥ・ディファクト(2Dfacto)」と「TSUTAYA GALAPAGOS」になる。
2Dfactoは1月12日に開設するサービスで、SH-07Cのほかドコモのスマートフォンに対応する。開設時の電子書籍ラインナップは文芸書やコミックなど約2万点だが、春には約10万点にまで拡充される予定。TSUTAYA GALAPAGOSはシャープとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が提供するサービスで、新聞、雑誌、書籍、映像などのコンテンツを提供している。
SH-07Cの外観はGALAPAGOSそのもので、一般的なスマートフォンやタブレットなどと同種のデザインになる。操作は基本的にタッチパネルで行う。OSのベースはAndroidだが、カスタマイズされている影響もありAndroid端末とはいいにくい。主な想定用途はやはり電子書籍の閲覧になるが、ウェブブラウザが搭載されているのでインターネット上のコンテンツを楽しむこともできる。また、Flash Lite 4.0をサポートしているので、一部のFlashコンテンツも利用できる。
対応ネットワークは3GとWi-Fi(IEEE802.11b/g)。
端末のサイズは167×92×13.1mmで、重さは約249g。連続使用時間は3Gオンのときで約170分、3Gオフのときで約340分となる。3Gオフ時の連続待機時間は約400時間。カメラは搭載されていない。
【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/SH-07C製品紹介ページ
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