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NTTドコモ、SH-03C向けソフトウェア更新の提供を22日午前8時より開始と発表。緑色FOMAカード問題、スリープ問題の対策

NTTドコモは21日、Androidスマートフォン「LYNX 3D SH-03C」に対するソフトウェア更新の提供を22日午前8時から開始すると発表した。今回のソフトウェア更新ではいくつかの不具合が解消される。ただし、更新適用後に新たな不具合が生じる可能性があることから、その点の注意も呼びかけられている。

13日、NTTドコモは一部の緑色のFOMAカードでSH-03Cを利用している場合に緊急通報用電話番号「110」「118」「119」への発信ができないことがある不具合を発表した。該当ユーザーにはドコモショップへ端末を持ち込み、白色のFOMAカードへ変更するように案内した。合わせて、後日対策を施したソフトウェア更新を提供することも告知しており、今回発表されたものがそれになる。

22日にリリースされるソフトウェア更新を適用することで不具合は改善される見込みだが、注意事項が2点ある。

1点目は対象ユーザーは緑色のFOMAカードを利用する方だけではなく、SH-03Cの全ユーザーになること。今回のソフトウェア更新では緊急通報問題への対処だけでなく、スリープ中に電源ボタンを押してもスリープから復帰できない場合がある、という不具合も解消されるためだ。FOMAカードが何色でも適用する必要があるので注意してほしい。

2点目はソフトウェア更新を適用した後に新たな不具合が生じる可能性があることだ。22日から数日間、「Android Market」及び「ドコモマーケット」で配信されているアプリの一部が正常にダウンロード/インストールできない事象(マーケット上の一覧に表示されない)が発生する可能性があるという。この件に関しては数日中に改善し、改めて対策が発表される見込み。

この不具合が生じる可能性が懸念されるため、必要なアプリがある場合はソフトウェア更新適用前にダウンロード/インストールしておくことが勧められている。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース

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