サムスン電子は5日、Androidタブレット「GALAXY Tab」のWi-Fi版を2011年第1四半期に米国でリリースすると発表した。Wi-Fi版は携帯電話の3G回線に対応しないモデルで、Wi-Fi経由でのみインターネットを利用することができる。
しかし、一般的にタブレット型端末では電話機能を利用するユーザーは少なく、通信費用を抑えるためにもWi-Fiだけでの運用を望む声もある。実際、市場にはモバイルWi-Fiルーターも多数存在しており、特に米国に関してはAndroidスマートフォンでテザリングを行えることもあり、タブレットの3G機能は不必要との声が日本よりも多い。
国内でもGALAXY Tabの販売開始前後を問わずWi-Fi版の要望の声が上がっていた。それは当サイトへの問い合わせの数からも明らかだった。
とはいえ、今回のニュースは米国に関してのもので、日本については未定だ。GALAXY Tabの国内販売時にもWi-Fi版の投入予定は当面ないとの回答だった。
なお、Wi-Fi版のスペックは基本的に3G版と同じで、違いは3Gに非対応という点になるようだ。
【情報元、参考リンク】
Engadget/WiFi-only Samsung Galaxy Tab confirmed for first quarter US launch
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