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サムスン電子、GALAXY S2の流出画像は正しいものではないと指摘。正式名称も2月発表予定。開発コードは「Seine」

韓国サムスン電子は同社のAndroidスマートフォン・ラインナップの中でフラッグシップモデルとして位置づけされている機種「GALAXY S」の後継機を2月にスペイン・バルセロナで開催される無線業界最大の見本市「Mobile World Congress 2011」で発表する予定だ。

それを前にこの機種に関するいくつかの情報がすでに流れており、また参考画像も出回っている。これらの情報に関して同社からコメントが得られたことが朝鮮日報の報道から明らかになっている。

同紙はまず、これまで各ITメディアで掲載されてきた端末の写真はGALAXY S2(後継機種の仮称)のものではない、としている。サムスン電子は「まだギャラクシーSのデザインは確定しておらず、サイトに出回っている写真はギャラクシーS2ではない。ギャラクシーS2の正式名称もMWC直前に決定することになる」と述べたという。

発表を約1ヵ月後に控えた今の時点でデザインが確定していない可能性は低いようにみえるが、もちろん言葉通りの可能性もある。いずれにしても出回っている写真は昨年のものであり、正しくないというのは間違いないだろう。というのも当初からこの写真は偽物であるとされていた為、サムスン電子側のコメントを待つ必要もなかった。とはいえ、やはりデザイン面は気になるところだ。

また、GALAXY S2の開発コードは「Seine(セーヌ)」になるようだ。パリのセーヌ川の「Seine」から取られている模様。

仕様面については追加情報はなく、わかっているのは旧モデルよりも実際的に精細な表示が可能な有機ELディスプレイ「Super AMOLED plus」が採用されることと、ディスプレイのサイズが4.3インチであること、さらにデュアルコアプロセッサが搭載されることだろう。

そして搭載OSはAndroid 2.3(開発コード「Gingerbread」)になり、同バージョンからサポートされる近距離無線通信規格NFC(Near Field Communication)のチップも載る見込み。Gingerbreadの機能はフルに実現される端末になるだろう。

【情報元、参考リンク】
朝鮮日報/「ギャラクシーS」後続モデル、写真が流出

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