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2010冬・2011春のAndroidスマートフォン人気調査アンケート結果発表。1位は445票を得たT-01C。2位は382票のIS03、3位は287票のGALAXY S

昨年10月、11月に通信キャリア各社から発表された2010年冬・2011年春のAndroidスマートフォン各機種の人気調査結果を発表したい。具体的には「2010冬・2011春のAndroidスマートフォン、どれが一番魅力的?」というお題でアンケートを実施した。調査期間は2010年12月6日から12月19日の2週間。この期間をみてもわかるように、発売済みの端末とそうでないものが混在している。すなわち、本アンケートは実際に購入した結果からの端末満足度調査などとは異なり、あくまでもどの端末が最も魅力的に見えるか? というものになる。とはいえ、一部の機種はすでに発売済みだったので、満足度を考慮しての回答も含まれるはずだ。


結果、1位に立ったのはNTTドコモ向けの富士通東芝製端末「REGZA Phone T-01C」。445票を得て堂々トップだ。2位は382票を獲得したau向けシャープ製端末「IS03」、3位はNTTドコモ向けサムスン電子製端末「GALAXY S(SC-02B)」(287票)。この3機種だけで全体の半数近くの票を集めている。これら3機種は実際の販売台数実績も素晴らしいので、事前人気の高さも納得といったところか。また、IS03とGALAXY Sについては本アンケート実施時点で発売済みだ。発売後の評価の声がすでに存在している状況での結果だけに、当時未発売のT-01C(17日発売なので、実際にはアンケート期間中)とは異なる意味合いを持つ。T-01Cは発売前の時点ですでにトップに立っていた。

4位以下はNTTドコモ向け「LYNX 3D SH-03C」(237票)、au向け「IS04」(219票)、ソフトバンクモバイル向け「GALAPAGOS 003SH」(209票)、同「HTC Desire HD 001HT」(183票)、イー・モバイル向け「HTC Aria」(129票)、au向け「IS05」(99票)、同「IS06」(74票)、ソフトバンクモバイル向け「GALAPAGOS 005SH」(53票)、同「DELL Streak 001DL」(27票)、NTTドコモ向け「Optimus chat L-04C」(6票)、ソフトバンクモバイル向け「Libero 003Z」(4票)、同「004HW」(0票)という結果だ。

総投票数は2354票。

おそらくこの結果は大方の予想に近いものだったと思う。IS03も終盤までT-01Cと競っていたので、どちらが1位でもおかしくなかったが、この2機種がトップ2に入ることは想定内だった。そしてGALAXY Sは発売後の評価も高く、人気が継続していたので3位は妥当というところだろう。4位以下もHTC Desire HD 001HTまではある程度予想できるものだが、イー・モバイルのHTC Ariaが健闘している。

イー・モバイルは今冬に入ってからAndroid端末を立て続けに発表及びリリースしている。HTC Aria、そして中国Huawei製のPocket WiFi Sだ。アンケート開始時にはPocket WiFi Sは未発表だったため投票項目には含まれていないが、こちらも仮に入っていたらそれなりの票を取ったかもしれない。とはいえ、同じHuawei製のソフトバンクモバイル向けの「004HW」は0票という結果に終わったので、国内でのブランド力の弱さは確実にありそうだ。004HWは端末自体も特別ハイスペックではなく、特徴に乏しいが、少々厳しい結果になった。

次の新製品ラインナップ発表後にも改めて実施してみたい。次はどういう結果になるのだろうか。

なお、下の画像は元データ。パーセント表記が集計結果と異なるのは、四捨五入ではなく切り捨て計算になっているため。

最後に、アンケートに投票頂いた方、ありがとうございました。Twitterやメールなどでコメント頂いた方も感謝致します。


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