ティザー動画ではこれまでのタブレットの歴史を振り返り、最後にMotorola製の製品が映し出される。もちろんこの製品にはベールが掛けられている。しかし、興味深いのはその前のシーンで登場する端末だ。米Appleの「iPad」、韓国サムスン電子の「GALAXY Tab」が紹介され、あくまでもMotorolaのタブレットの前段階のステップにあたる製品としてこのティザー動画では描かれている。
実は同社が開発中のタブレットは一足先に人目に触れている。米GoogleでAndroid OSの開発に従事するAndy Rubin氏が6日に米国で開催されたイベント「D: Dive Into Mobile」に参加した際に披露しているからだ。この時に明らかになった情報はMotorola製のタブレットにはAndroid Honeycombが搭載され、2011年にリリースされること。そしてプロセッサにはNVIDIA Tegra 2 デュアルコアが採用されることだ。さらにHoneycombの特徴としてスクリーンサイズの大きなタブレット型端末に調整されていることがわかっている。従来のAndroidタブレットは単に”サイズを大きくしただけのスマートフォン”というレベルを超えられなかったが、Honeycomb搭載機からはユーザー・エクスペリエンスが大きく変わるものと見られている。
ともかくいよいよ正式にお披露目される。まずはティザー動画をチェックして2011年1月を待ちたい。しかし、場合によっては端末のハードウェア紹介や、簡単なデモだけで終わり、Honeycombの詳細までは発表されないかもしれない。HoneycombはGoogleが2月に正式リリースとの噂もある。
【情報元、参考リンク】
Boy Genius Report/Motorola teases a CES tablet announcement with tantalizing new hype video