韓国の大手通信事業者SK Telecomは13日、全社員に対してサムスン電子製のAndroidタブレット「GALAXY Tab」を支給することを発表した。朝鮮日報が14日に伝えた。同紙によれば、GALAXY Tabの支給にあたり、料金などの利用体系の詳細は未定だという。しかし、2011年1月末までに約4,400人の社員に対して端末の支給を実施するということだ。
さらに、韓国では大手KTも同様の措置を先行して採っている。KTは10月末に労使間協議で米Apple製のタブレット「iPad」を社員全員に対して支給することを決めている。これは当時話題になったニュースで、モバイルオフィス時代の幕開けだと見る声もあった。そして今回のSK Telecomの件も同様だ。
朝鮮日報はSK Telecomの関係者が次のように述べたと報じている。
「今回のギャラクシータブの支給で、SKテレコムでも本格的なモバイルオフィス時代が開けるだろう」
社員全員にスマートフォンやタブレット端末を支給する企業といえば、国内でも例があり、最近ではサイバーエージェントが全エンジニアに対してAndroidスマートフォンの支給を発表している。この流れは世界的に加速していくことになりそうだ。また、社員へのタブレットの支給が進むことにより、周辺サービスの拡充の動きも早まることになるはずだ。
【情報元、参考リンク】
朝鮮日報/SKテレコム、全社員にタブレットPC支給へ
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