日本通信が22日に発表した中国Huawei製のAndroidスマートフォン「IDEOS」に関して、Huaweiの日本法人であるファーウェイ・ジャパンから異例の声明発表があったことが明らかになっている。
ファーウェイ・ジャパンは24日、日本通信が英eXpansysとの協業により輸入販売する「IDEOS」に関しては一切関知しないと発表した。同社によればこの端末はファーウェイ・ジャパンを通さずに販売されるもので、同社は端末に対して一切の責任を負わず、故障にも対応しないということだ。
一方、同社はイー・モバイルが発表したIDEOSベースの端末「Pocket WiFi S(S31HW)」についてはサポートする旨を示している。Pocket WiFi Sはファーウェイ・ジャパンがイー・モバイルに提供している端末であり、同社が日本市場向けに特別に製造したものだということだ。
問題は何かといえば、日本通信が販売する端末は海外向け製品の輸入版であるということだ。これにはファーウェイ・ジャパンは関わっておらず、あくまでも携帯電話の販売店eXpansysからの提供になる。そのため、日本通信が販売するIDEOSはファーウェイ・ジャパンではなく日本通信のb-mobile ヘルプデスクがサポート窓口を担う。最終的には修理などの場合は中国のHuawei本社が担当することになる。
また、輸入品ということで国内の技術基準適合認定を受けているかどうかが気になるかもしれないが、この点は問題なく、法的にも日本で使用できる。
【情報元、参考リンク】
ファーウェイ・ジャパン/プレスリリース
日本通信/IDEOS
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