米Googleは6日、Androidの次期最新バージョン2.3(開発コード:Gingerbread)を発表し、SDKもリリースした。しかし、それに留まらずさらに次のバージョンである開発コード「Honeycomb」の実機デモまで公開している。HoneycombはAndroid 3.0を示す開発コードとされ、ディスプレイサイズがスマートフォンよりも大きいタブレット端末向けに調整される点が最大の特徴と見られてきた。
今回、Android社の共同創業者であり現在はGoogleで同OSの開発に携わるAndy Rubin氏がイベント「D: Dive Into Mobile」に参加し、Honeycombの実機デモを披露した。しかも、実機デモを行った端末は米Motorola製の未発表タブレットだ。この端末の詳細は不明で、ディスプレイサイズもわからない。しかし、見たところ7インチよりは大きく、10インチ以下といったところか。このタブレットにも興味は尽きない。当初の噂では、Motorolaのタブレットは2011年第2四半期にリリース予定と考えられていた。
そして気になるHoneycombだが、Android 2.3までとは全く異なるUIを採用している点が目を引く。明らかに大きなディスプレイ及び高解像度向けに最適化されている。ウィジェットなども一画面に横並びで複数表示できており、一見したところPC用OSに見間違えそうなほどだ。アプリのランチャーメニューに表示される数もとても多い。今のAndroidタブレットは基本的にスマートフォンをそのまま大きくしたものと表現してよいものだが、Honeycomb搭載機はこれまでのタブレットとは大きく異なるユーザー・エクスペリエンスを与えてくれそうだ。
とはいえ、現時点ではこれ以上の細かい詳細は不明。ただし、大きなディスプレイを生かした機能としてビデオチャット機能には対応する模様。さらに、リリース時期については2011年と非常に大きな括りで紹介されただけのため、いつ出てくるのかはハッキリとわからない。最終的にリリースされるものが今回のデモで披露されたUIとは変わっても不思議ではない。
また、Motorola製のタブレットはNVIDIAのデュアルコア3Dプロセッサが搭載されるということだけわかっている。ただし詳細は不明。
大きく刷新されたUIだけにスマートフォンに搭載されたときの見た目や操作性も気になるところだが、いずれ明らかになってくるだろう。
【情報元、参考リンク】
Engadget/Google's Andy Rubin live from D: Dive Into Mobile
Photo: Engadget.
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