米Googleは14日、Voice Serch(音声検索)に新しい機能を追加したことを発表した。パーソナライズ機能が新たに加わる。これはユーザーの声に合わせて音声入力の認識精度を向上させる、というもの。パーソナライズ機能はユーザーが任意にオン/オフ設定できるので、使わなくとも構わない。一方、オンにした場合はユーザーの声や発音に合わせた音声モデルが自動的に作成され、それを元に音声入力の認識精度が上がっていくようになる。
このパーソナライズ機能はまず米国向けにリリースされ、その後順次各国への展開となる。動作要件はAndroid 2.2以上。
機能を利用するにはホームスクリーンでメニューキーを押して端末メニューを表示。その中から「設定」→「音声入出力」へ進み、設定の変更が可能。
従来は、音声検索ではどのような年齢層の方の声でも対応できるような音声モデルが使われていた。もちろん男女問わず高い精度で認識できるようなモデルだ。しかし、当然ながら幅広い声や発音に対応しようとすると、ある程度以上の精度までしか望めない部分もある。そこでGoogleは、より高い精度を得られるように、各個人の特徴に合う音声モデルを各ユーザー別に作り上げられるように変更してきた。
このユーザー別の音声モデルは、ユーザーのGoogleアカウントに紐付けられ、Googleで自分の音声モデルが作成されていく。音声モデルは新たな入力データが入り次第、その都度更新される。ユーザーが音声検索を使えば使うほど、自分自身の声や発音の特徴を捉えた音声モデルに成長していくことになり、結果的に音声認識精度が上がっていく仕組みだ。
ただし、ここまでの説明を見てもわかるように、この機能を嫌うユーザーもいるはずだ。音声検索で入力した音声データがネットワーク経由でGoogleアカウントに流れることをプライバシーの問題で嫌がるユーザーも多くいるだろう。そこでこのパーソナライズ機能はデフォルトではオフになっている。
【情報元、参考リンク】
Google Mobile Blog/Voice Search gets personal
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