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Google eBooks 登場。Editionsの名で噂されていた電子書籍サービス。Android、iPhone向けアプリもリリース

米Googleは現地時間6日午前、クラウド型の電子書籍サービス「Google eBooks」を発表した。同日からサービス提供開始となっており、PC、タブレットなど様々なコンピュータ端末のウェブブラウザやスマートフォン向けアプリなどから利用することができる。専用アプリに関してはAndroidとiPhone/iPod touch/iPad向けにリリースされており、無料で利用可能。ただし、記事執筆時点においては日本国内からではAndroid Marketから入手することはできない。


Google eBooksはサービスローンチ時点で300万点以上のタイトルを確保している。これらの書籍の多くは無料で、一部有料のものが含まれる。有料書籍の価格帯は主に9.99ドル程度。書籍の閲覧及び購入はGoogle eBookのウェブサイトへアクセスし、読みたいものを選び、必要な手順を踏むことで可能だ。

ただし、有料書籍の購入に関しても現時点では日本からの利用は不可能だ。

とはいえ、Google eBooksは初めて利用するユーザーに機能概要を紹介する意味も込めて、最初から3冊の書籍が「My Google eBook」に加えられている。これらの書籍は無料のものであり、日本のユーザーも閲覧できる。Google eBooksのサービス自体及び、ウェブ版のリーダーアプリの機能をざっくりと確認するにはちょうどいい。また、有料書籍の購入は不可能でも、無料書籍であれば問題なく入手できる。

先に述べたように利用できる端末は基本的にウェブブラウザを搭載し、インターネットに繋げられるものであれば何でも構わない、といっても過言ではないほど幅広い。専用アプリも用意されており、さらには米Barnes & Nobleの電子書籍リーダー「Nook」やソニーの「Sony Reader」などで楽しむこともできる。これらの専用端末の場合は、Google eBooksで書籍を一旦ePub形式などに出力し、そのファイルを端末へ転送することで閲覧可能になる。

なお、アプリでなくともスマートフォンのブラウザからも利用することはできる。その場合はGoogle eBooksのウェブサイトにアクセスすればいい。また、Android向けアプリの動作要件はAndroid 2.1以降だ。

下はGoogle eBooksの紹介動画。


下はAndroid向けアプリのスクリーンショット。



【情報元、参考リンク】
Google eBooksウェブサイト
Google Mobile Blog/Discover more than 3 million Google eBooks from your choice of booksellers and devices

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