サムスン電子のAndroidタブレット「GALAXY Tab」の全世界販売台数が12月1日までに100万台(小売りベース)を突破したことが明らかになった。同社が2日に発表したと朝鮮日報が伝えている。報道によればサムスン電子は当初の目標も変更している。当初は年内100万台を目指していたものの、現在は150万台に上方修正した。
GALAXY Tabは日本でも11月26日にNTTドコモから販売されているが、他国ではすでに発売済み。10月中旬に欧州で販売開始となり、現在では米国、オーストラリア、韓国など多くの国で販売されている。韓国では発売から半月で10万台を突破している人気タブレットだ。
とはいえ、米Appleのタブレット「iPad」と比較するとまだまだ物足りない数字だ。今後もセールスは伸びていくはずだが、本格的にiPadを追いかけるモデルは後継機種の世代になるかもしれない。いずれにしてもサムスン電子だけでなく、各国の端末ベンダーが来年には有力製品を多数投入するものと見られており、2011年はタブレット市場も戦国時代の様相を呈すことになるだろう。
大方の見方では2011年1月に米ラスベガスで開催される家電見本市「CES 2011」において複数メーカーからAndroidの次期最新バージョン「Gingerbread」を搭載したタブレットが発表されるものと考えられている。サムスン電子もGALAXY TabをGingerbreadへアップデートさせる予定であり、さらにはiPadクラスのディスプレイサイズを持つ端末や新モデルを将来的に投入するものと見られている。
【情報元、参考リンク】
朝鮮日報/ギャラクシータブ、全世界で100万台販売達成
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