米Googleは米国時間6日にAndroidの最新バージョン、2.3(開発コード:Gingerbread)を発表した。それに伴い、有力端末メーカーによるAndroid 2.3アップデート対応に関する動向への関心が高まっている。例えば台湾HTCは、現時点では確定情報として告知することは不可能だとしつつも、いくつかの機種へのアップデート提供の可能性はあると回答している。さらに今回、韓国サムスン電子の方針についても明らかになってきた。
特に気になるのは現在サムスン電子のAndroidスマートフォン・ラインナップの中で最も売れている端末「GALAXY S」への対応だ。これは海外ユーザーだけでなく、日本のユーザーも同様だろう。日本でもGALAXY SはNTTドコモ向けに販売されているからだ。
そしてPocket-lint.comはサムスン電子に対して質問を投げかけている。「GALAXY SへAndroid 2.3アップデートは提供されるのか?」というものだ。それに対するサムスン電子広報担当者の回答は次の通りだ。
「Android OSの新しいバージョンが公に発表され、リリースされた場合にサムスン電子が採る行動はまず、既存のラインナップに対して最新バージョンを適用することができるかどうかを検証することです。この検証は様々な要素に基づいて行われます。アップデートを適用することで総合的にどのような効果を得られるかどうか、またシステム要件や構造的な制限なども見ます。結果的にユーザーに対してアップデートを提供できると判断した場合、我々は実現に向けた開発に取り組むことになります」
回答コメントには具体的な話は何も入っていない。すなわち、実際のところは不透明な状況は変わりないことになる。しかし、少なくともAndroid 2.3へのアップデートが可能かどうか確認する検証作業だけは行われる。あとはその結果次第だ。とはいえ、同社のラインナップの中ではフラッグシップ・モデルにあたる機種でもあり、アップデートの提供が期待されるところだ。
おそらく今後しばらくすればサムスン電子の方針も具体的に明らかになってくるだろう。
なお、アップデートを適用できるかどうか、また、適用後の端末のパフォーマンスがどうなるかについての検証は常識的に考えてサムスン電子だけの動きではない。動きの速いメーカーはすでに自社ラインナップへのアップデート適用に関する検証作業に取り掛かっているはずだ。
【情報元、参考リンク】
Pocket-lint/Samsung comments on Galaxy S Android 2.3 update
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