このアプリはGAPSISでも何度もお伝えしたので、すでに遊び尽くした方もいると思うが、Android版の人気も記録的なものだった。特にAndroid版はiPhone版と違って無料で提供されていることもあり、ダウンロード数の伸びは速い。
これまでのところiPhone版、Palm webOS版、Android版合わせて合計で5,000万以上のダウンロード数となっている。Rovioは有料版アプリからも莫大な収益を得ているが、実は無料のAndroid向けアプリからも素晴らしい成果を挙げている。
Android版アプリにはモバイル向けの広告配信サービスを展開するAdMobが提供するアプリ内広告を組み込んでいる。この広告だけで月々100万ドル以上の収益を上げている。すなわちリリースから僅か2ヶ月間で200万ドル以上の広告収益を得たことになる。
これは広告入りのAndroid向け無料アプリとしては注目すべき成功例になるだろう。
同社はAngry Birdsをさらに多くのユーザーに遊んでもらうべく、マルチ・プラットフォーム展開を推し進めている。iPhone、Palm webOS、Androidに続き、フィンランドの大手携帯電話端末メーカーNokiaの「N8」「C7」向けのアプリもリリースした。
そして今後に関してはPSN、ニンテンドーDS、PSPなどのコンシューマーゲーム機向けのバージョンも登場する予定だ。おそらく2011年もAngry Birdsの勢いは続くだろう。
まだ遊んだことのないAndroidユーザーの方も、ぜひダウンロードしてみて欲しい。無料なので気軽に試せるはずだ。Android Marketで「angry birds」で検索すればヒットする。ただ、ダウンロードする際は開発元が「Rovio Mobile」になっていることをしっかり確認して欲しい。よくわからないアプリも多数リストアップされてしまうからだ。
【情報元、参考リンク】
Android Central/Angry Birds for Android expected to generate $1 million per month [video]
Rovio