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ウィルコム、他キャリアの携帯・固定電話ともに月額980円で話せる「だれとでも定額」を発表。3日からスタート

ウィルコムは1日、注目すべきオプションサービスを発表した。同社は現在会社更生手続き中で、近くソフトバンクの完全子会社になる予定だが、同社は事業の建て直しに向けて、魅力的なサービスを打ち出す。「だれとでも定額」と名付けられたオプションを3日から提供開始する。

だれとでも定額は基本料金プランに組み合わせるオプションサービス。月額980円で利用できるもので、使い方次第の部分があるものの実質的に月々合計5,000分までがこの金額内で通話をすることが可能になる。対象となるのは他キャリアの携帯電話及び国内の一般加入電話(固定電話)やIP電話。

具体的にはやや制限があり、1回の通話は10分以内まで。これを月に500回まで月額料金内で利用できる。仮に1回の通話が10分を超えた場合や月に500回以上通話した場合には、追加料金が発生する。例えば500回を超えた場合は30秒あたり21円の通話料金が掛かる。また、1回あたり10分以上の通話をした場合は各基本プランに沿った料金が適用される。

とはいえ、上手く運用すれば月額980円内に抑えられることになり、その範囲は他キャリアの携帯電話も含まれるとなれば、利点は大きい。しかも、通話時間制限こそあっても、24時間いつ電話しても構わない。

ただし、先に述べたようにこのプランはオプションサービス。すなわち基本プランへの加入が別途必要になる。対象となる基本プランは「新ウィルコム定額プラン」と「新ウィルコム定額プランS」。新ウィルコム定額プランSの場合は月額1,450円なので、組み合わせると月額2,430円になる。この金額で上記通話が可能になり、メールも無料で使える。

1回あたり10分という条件が設定されているため、月額980円内に収めようとすると気を使う部分もあるが、短い通話を高い頻度で行うユーザーにとってはお得なオプションサービスになりそうだ。

【情報元、参考リンク】
ウィルコム/プレスリリース

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