なお、同社はBoseの新型ヘッドセットを同梱した限定モデル「Boseスペシャルパッケージ」の予約を受け付けていたが、この限定モデルの販売も同日より順次行われる。
端末のディスプレイサイズは3.8インチで、解像度は800×480。裸眼立体視を楽しめるように、最初からいくつかのコンテンツがプリインストールされる。ゲーム、動画などが複数入っているので、購入後にはまずはこれらをチェックすることをオススメしたい。特にいくつかの動画はハッキリと3Dを認識できるので、初めての方は驚かれるはずだ。
また、端末のカメラを使ってユーザー自身で3D写真を撮ることもできる。視差別に2枚の写真を連続して撮ることで擬似的に生成する手法を採用している。シャッターを押した後に、端末を少し右に移動させることで視差別に2枚の画像を取得する。これにより立体視が可能な写真ができる。とはいえ、擬似的に生成したものということもあり、プリインストールされている3Dコンテンツと比べると立体視の品質は高くないので、その点は注意して欲しい。
発売時点で搭載OSのバージョンが2.2ということもあり、最初からFlash Player 10.1もサポートする。Ustreamやニコニコ動画をブラウザで視聴することも可能だ。
さらに国内メーカー製ということでワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、デコレメをサポートする。カメラ機能は9.6メガピクセルのCCDで、720pのHD動画撮影にも対応する。
なお、003SHのホットモックは早い段階で大手家電量販店などに登場したため、その時点で触られた方もいると思う。当初はタッチパネルの操作性に明らかな難があり、悪い印象を抱いた方が多くいるはずだ。しかし、シャープによればその時点で搭載されていたソフトウェアは完全に調整不足の開発途中のバージョンだったとのことだ。その為、003SHの購入を早くから検討されていた方も、発売後の最終製品版の端末を触ってから、改めて操作性を確認してもいいだろう。
【情報元、参考リンク】
ソフトバンクモバイル/プレスリリース