ソニー・エリクソンがXperia X10の後継機の開発に取り組んでいることは周知の事実とされ、NTTドコモも来春このモデルを発売する予定と見られている。しかし、具体的な情報が公に流れ始めたのはここ数日になってからだ。
Xperia X10の後継機種、開発コード「ANZU」、正式名「Xperia X12(?)」と見られる端末の試作機の写真を公開したUnofficial Xperia X10 Blogは10日、新たに数点の写真を披露した。新しい写真を見る限り、Xperia X12の厚さは非常に薄く感じる。また、背面カメラのレンズ脇には「HD」の表示がある。これが最終仕様かどうかはわからないものの、Xperia X10のデザイン・コンセプトを引き継いだものになっている。
また、同ブログは端末仕様に関してもさらなる情報を公開した。
まず搭載されるOSは以前の噂と同じくGingerbread。GingerbreadはAndroid 2.2(Froyo)に続く最新バージョンの開発コードネームであり、ナンバーは2.3と見られるもの。Gingerbreadのリリースは今週中と噂され、場合によってはあと少し待てば詳細を知ることができる。また、各国の端末ベンダーは2011年1月に米ラスベガスで開催される世界最大の家電見本市「CES」において、Gingerbread搭載端末を複数展示するものと考えられている。
これまでの噂やXperia X12が2011年第1四半期にリリースされるという話が真実であれば、今回に限って言えば、ソニー・エリクソンはライバルメーカー各社から遅れを取らずにGingerbread搭載機種を市場に送り出すことができることになる。同社はAndroidスマートフォン市場でトップメーカーになることを目標に掲げており、Xperia X12は重要な役目を担うことになるだろう。特にXperia X10では同社はOSアップデート対応の遅さが世界中のユーザーから批判されただけに、汚名返上の機会だ。
さて、Xperia X12のその他の仕様だが、背面カメラのほか、正面にインカメラを搭載する模様。さらに背面カメラに関しては1080pのフルHD動画撮影にも対応するという。加えて、HDMI出力機能を備えるため、撮影した写真や動画をテレビなどの大型スクリーンで楽しむことも容易にできるはずだ。
また、筐体のサイズはディスプレイが4.3インチになることから、若干縦に伸びた印象を受けるが、厚さに関しては非常に薄く仕上がっているようだ。Unofficial Xperia X10 Blogではサムスン電子のGALAXY Sよりも薄く感じたと記されている。GALAXY Sはストレート部の厚みが9.9mmなので、これより薄いとすれば、かなりのものだ。
来春に向けて楽しみな端末の情報がいよいよ本格的に流れ始めてきた。
【情報元、参考リンク】
Unofficial Xperia X10 Blog/More details and pics of the Sony Ericsson ‘ANZU’
Photo: Unofficial Xperia X10 Blog.
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