Samsung、GALAXY Sファミリー新機種「Samsung Continuum」を発表。11月11日発売

GAPSIS編集部 2010年11月10日

Samsung Electronicsは8日、米ニューヨークで新商品発表会を開催し、Androidスマートフォン「Samsung Continuum」を発表した。Continuumはサブディスプレイを備える点が特長。メインディスプレイ直下に「Ticker」と名付けられた横長のディスプレイが用意され、メインディスプレイ消灯時でも各種通知やRSSなどの速報的情報をチェックすることができる。

また、発売時に搭載されるOSはAndroid 2.1だが、2.2へのアップデートが予定されている。

販売を手掛ける通信事業者はVerizon Wireless。価格は2年間の契約を締結した場合で100ドル分のメール・イン・リベート（郵送によるキャッシュバック）を利用して199.99ドル。発売日は11月11日で、ウェブサイトで先行して販売開始となる。Verizonの実店舗での発売は18日の予定。

当初は8日のプレスカンファレンスではGoogleと共に「Nexus Two」及び、Androidの次期バージョン「Gingerbread」が発表されるとの噂だった。しかし、蓋を開けてみればContinuumのお披露目に終わった。Nexus Twoの開発が間に合わなかったとの声も聞こえてくるが、実際のところは不明だ。

ともかく、Verizon Wirelessから11日にリリースとなるContinuumだが、基本的な部分はGALAXY Sベースで派生モデルにあたる。端末背面には「GALAXY S」のロゴも見られる。3.4インチのSuper AMOLEDをメインディスプレイにもち、Tickerディスプレイは1.8インチ。こちらもSuper AMOLEDだ。CPUはSamsung Hummingbird 1GHzで、カメラは5メガピクセル。720pのHD動画撮影に対応し、オートフォーカスやLEDフラッシュも搭載。

なお、イベントではGALAXY Sベースのスマートフォンが米国で300万台以上販売されたことも明らかにされている。

下はプロモーション動画とハンズオン動画。