パソコンやスマートフォンなどでインターネット回線を介してラジオ放送を楽しむことのできるサービス「radiko(ラジコ)」は長い間続けられてきた試験配信が11月末で終了する。これに伴い、12月1日からの本格運用に向けて新会社が設立されることが明らかになった。IPサイマルラジオ協議会が25日に発表した。設立される法人はサービス名をそのまま採って「株式会社radiko」になり、12月1日付で誕生する。
出資比率は電通が17%、文化放送、ニッポン放送など7社が8%ずつ、朝日放送などの6社が4.5%ずつになる。また、IPサイマル協議会は新会社設立発表にあわせて、radikoの聴取エリア拡大の計画も明らかにしている。12月1日からの配信地域は関東が東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、群馬県、栃木県、関西が大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県になるが、将来的には九州、北海道、中部地方などへも拡大される見込み。
無料の聴取ソフトウェアが提供されるプラットフォームはPCのほか、Android、iPhone/iPad/iPod touchになる。Androidでもこれまで同様にradikoで楽しむことができる。
【情報元、参考リンク】
IPサイマル協議会/プレスリリース
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