NTTドコモは16日、シャープ製のAndroidスマートフォン「LYNX 3D SH-03C」の事前予約を11月19日(金)より受付開始すると発表した。事前予約は全国のドコモショップで受け付ける。ただし、ショップによって受付可能台数は異なり、上限数に達した店舗ではその時点で受付終了となるので注意が必要。どうしても予約を行いたい方は、1店舗でダメだった場合は別の店舗に問い合わせてみるなどの試みを行うべきだろう。
LYNX 3D SH-03Cは、裸眼立体視が可能な3D液晶ディスプレイが搭載されている点が最大の特長となるスマートフォン。
OSはAndroid 2.1で、将来的には2.2へのアップデートも予定されている。その他、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信に対応している点もウリの一つで、フィーチャーフォン(通称ガラケー)からの移行の流れを大きく促す端末として、東芝製のREGZA Phone T-01Cと並んで期待されているスマートフォン。
とはいえ、ホットモックを触った方は概ね同じ意見だと思うが、発売前の段階では端末の操作性や動作速度にはやや難があるのがネックだ。タッチパネルの感触や反応が機敏とは言いにくく、誤判定されたり、動作がややもっさりしている印象。それだけに早めの予約には懸念もある。関東圏の方であれば、できれば有楽町のドコモスマートフォンラウンジなどで実機を確認されることをオススメしたい。デモ機によっては操作感が異なる可能性もあり、筆者の思い違いということもある。
また、3D表示に関してはコンテンツによって差異はあるものの、製作段階からしっかりと調整されたものであれば、本当に綺麗にハッキリと立体視できる。初めて見る方は感動するだろう。
とはいえ、良い点悪い点、ハッキリと特徴のあるスマートフォンのため、SH-03Cに関してはホットモックでのチェックをオススメしたいところだ。
なお、ドコモスマートフォンラウンジ担当者によれば、ホットモックのデモ機はあくまでも開発途中の製品であり、最終仕様ではより良い状態に調整される、との話だった。
【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/LYNX 3D SH-03C
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