NTTドコモが年内に次世代通信規格「LTE」のサービス「Xi」(クロッシィ)を開始する。このことについては以前より公表されていたので、改めて取り上げる必要はないが、より具体的な話が明らかになった。
日本経済新聞は8日、サービスの利用料金と対応端末に関する情報を報じた。サービス開始時期は年末を目処。発売される端末は2機種。
通信料金は2年間の契約プランの場合、5GBまでの利用で月額6,510円、5GBの制限を超えたときには2GBごとに2,652円加算となる。ただし、2012年4月30日までの期間については月額4,935円のキャンペーン価格で利用できるという。
5GBの制限ラインに関してNTTドコモは基本的に99%のユーザーがこの数値内に収まると見ているようだ。すなわち、ほとんどのユーザーが上限の6,510円でLTEを楽しむことができる見込み。
サービス開始に合わせて発売される端末は富士通製の「F-06C」とLG電子製の「L-02C」。端末自体の価格は現時点では不明。F-06CはLTEに対応したExpressCard型の端末。L-02Cは、LTEの他、UMTS/GSMにも対応したデータ通信端末で、USB接続で利用する。
Xiはまず、東京・大阪・名古屋の大都市圏でサービスがスタートし、2011年4月までに累計基地局数を約1,000にまで増やす計画。その後は全国の県庁所在地級の大都市に拡大。2012年4月までには基地局数を5,000程度にまで増加。2012年4月以降にはいよいよ全国の主要都市へサービスの裾野を広げ、2013年3月末までに約15,000の基地局設置を目指している。
通信速度は一部の屋内施設では受信時最大75Mbps、屋外では最大37.5Mbps。現行世代の通信規格に対して理論的には5倍~10倍程度の速度にあたるため、インターネット利用環境が劇的に変わる。もちろん、対象地域拡大には時間がかかるので、多くのユーザーが利用できるようになるのは先のことだが、期待の通信規格だ。
なお、当面はLTE対応端末は先に挙げた2機種のままで、対応携帯電話の投入は来年以降。現在の予定では2011年の下半期に対応スマートフォン及びその他携帯電話端末がリリースされる計画のようだ。シーズンで言うと2011年度の冬春モデルになる。また、データ通信端末のラインナップ拡充に関しても2011年以降の予定。
UPDATE
タイトル、料金プランに関する内容に間違いがあり、修正しました。月額4,935円は2年契約時のキャンペーン価格。6,510円は同じく2年契約での通常価格。このプラン以外に、契約期間の縛りのない基本プランもあります。
【情報元、参考リンク】
日本経済新聞
ringo-sanco/NTTドコモ, LTEサービスを月額6,510円で提供へ
NTTドコモ/LTE クロッシィ
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