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NSW、iアプリなどのケータイアプリをAndroid向けに自動コンバートするサービスの無料お試し版を公開

ITソリューションプロバイダのNSW(日本システムウエア株式会社)は1日、フィーチャーフォン向けアプリをAndroidアプリに自動的に変換する「Androidコンバートサービス」の無料お試しサイトの提供を開始した。このサイトを利用することで、iアプリやS!アプリを自動的にAndroid向けに変換することができる。ただし、当面はS!アプリや標準Javaアプリが対象。iアプリへの対応は今後の予定。しかし、このサービスが本格化すれば、従来のフィーチャーフォン向けにコンテンツを制作してきたデベロッパーにとっては工数削減、ひいては大幅なコスト削減に繋がることが期待される。コンバートサービスの実績には同日にチュンソフトからリリースされたAndroidゲームアプリ、「かまいたちの夜」がある。


コンバートサービスの主な特徴は次の通り。

(1)モバイルアプリケーションをコード変更なしでコンバート
モバイルアプリケーションのソースコードを変更することなくAndroidに移植。バイナリ変換ではないため、移植後のソースコードをカスタマイズ可能。

(2)アプリケーションに最適なユーザインターフェースの選択が可能
タッチ入力に対応していない既存のモバイルアプリケーションを、ソフトキーパッドなどの独自入力インターフェースに変換。傾きセンサーなど、Androidならではの入力インターフェースも利用可能。

(3)フォーム画面をAndroidのリッチなユーザインターフェースで提供
従来の携帯端末向けアプリケーションにおける標準的なフォーム画面を、Androidの大画面に対応したリッチなユーザインターフェースに変換可能。

(4)アプリケーション高速化を実現
描画機能などがAndroidに向けて最適化されているため、アプリケーション動作の高速化が実現できる。

(5)複数プラットフォームからのコンバートに対応
独自技術により、iアプリ、S!アプリ、auオープンアプリなどの複数プラットフォームからのコンバートに対応(iアプリは現在無料お試しサービスは実施していない。年内公開予定)。

(6)コンバート後のアプリケーション開発サポート
アプリケーションコンバート後、Android上での独自機能、拡張機能を実現する場合も開発サポートが可能。

なお、NSWは「nswPlayer」や「ここイコ。」などのアプリを開発している企業。

下はコンバート例。

フォームのカスタマイズ

操作UI

【情報元、参考リンク】
NSW/プレスリリース
NSW/Androidコンバートサービス

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