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マウスコンピューター、LuvPad AD100発売も初回分完売。製品の詳細情報判明

マウスコンピューターのAndroidタブレット「LuvPad AD100」が4日に発売となった。とはいえ、現時点ですでに初回分は完売しており、次回出荷は11月中旬以降の予定。価格は39,800円で、一人一台までの注文に制限されている。9月の製品発表直後から高い関心が集まっていたこともあり、二度の発売延期を迎えても完全に潤沢な供給とは行かなかったようだ。とはいえ、幸運にも初回分を入手できるユーザーもいることだろう。

さて、マウスコンピューターは製品発売に合わせ、LuvPad AD100の詳細情報を公開した。製品FAQの形としてだが、これまでに不透明だった部分がようやく明らかになった。同時に同社広報担当者からも筆者の質問に対する回答がいくつか得られている。ここではそれらを紹介していきたい。

まず、多くの方が最も気にしていると考えられる点である、Android Marketの利用可否だが、残念ながら不可となる。代わりにタブレット用アプリのオープン・マーケットであるCamangi Marketなどの利用が薦められている。Camangi Marketは自社のタブレット「WebStation」だけでなく、他社製端末へもマーケットを公開しており、LuvPad AD100でも利用できる。現在の登録アプリ数は200を超えているので、それなりの数と種類を楽しむことは可能だ。または野良アプリのapkを直接ダウンロードし、自分で導入することでもLuvPad AD100でアプリを増やすことができる。

次に米Adobe SystemsのFlash Player 10.1への対応だが、現時点では非対応になる。

ただし、今後NVIDIA Tegra 2に最適化されたFlash Player 10.1が提供される計画であり、順調に準備が進めば後日リリースされるということだ。具体的な提供方法は不明だが、インターネット経由でダウンロードして導入することになるだろう。

そしてプリインストールされるアプリのリストだが、日本語IMEの「Simeji」のみとなるようだ。その他はAndroid標準のアプリだけの状態で出荷される模様。

次にハードウェアに関する注意事項を紹介したい。主な点は下に箇条書きで記した通りとなる。
  • Bluetooth対応
  • GPS非搭載
  • 対応するMicro SDカードの最大容量:32GB
  • 内蔵マイク搭載
  • Wi-Fi:IEEE 802.11 b/g
  • ユーザーがバッテリーを自分で交換することはできない
  • マルチタッチはアプリによっては可能
少々残念な情報が多いため、良くわからない状態で注文した場合には後悔している方もいるかもしれない。ともかく端末の実態に関しては実機を入手後、当サイトでもレビュー記事として紹介したい。NVIDIA Tegra 2による快適な動作は期待できるだけに、ある程度自分で端末の設定をいじったり、アプリを入れられる方にとっては十分に楽しめるタブレットと考えられる。

製品に関するその他の情報は下記リンク先より確認して欲しい。

【情報元、参考リンク】
マウスコンピューター/LuvPad AD100 製品FAQ

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