さて、マウスコンピューターは製品発売に合わせ、LuvPad AD100の詳細情報を公開した。製品FAQの形としてだが、これまでに不透明だった部分がようやく明らかになった。同時に同社広報担当者からも筆者の質問に対する回答がいくつか得られている。ここではそれらを紹介していきたい。
まず、多くの方が最も気にしていると考えられる点である、Android Marketの利用可否だが、残念ながら不可となる。代わりにタブレット用アプリのオープン・マーケットであるCamangi Marketなどの利用が薦められている。Camangi Marketは自社のタブレット「WebStation」だけでなく、他社製端末へもマーケットを公開しており、LuvPad AD100でも利用できる。現在の登録アプリ数は200を超えているので、それなりの数と種類を楽しむことは可能だ。または野良アプリのapkを直接ダウンロードし、自分で導入することでもLuvPad AD100でアプリを増やすことができる。
次に米Adobe SystemsのFlash Player 10.1への対応だが、現時点では非対応になる。
ただし、今後NVIDIA Tegra 2に最適化されたFlash Player 10.1が提供される計画であり、順調に準備が進めば後日リリースされるということだ。具体的な提供方法は不明だが、インターネット経由でダウンロードして導入することになるだろう。
そしてプリインストールされるアプリのリストだが、日本語IMEの「Simeji」のみとなるようだ。その他はAndroid標準のアプリだけの状態で出荷される模様。
次にハードウェアに関する注意事項を紹介したい。主な点は下に箇条書きで記した通りとなる。
- Bluetooth対応
- GPS非搭載
- 対応するMicro SDカードの最大容量:32GB
- 内蔵マイク搭載
- Wi-Fi:IEEE 802.11 b/g
- ユーザーがバッテリーを自分で交換することはできない
- マルチタッチはアプリによっては可能
製品に関するその他の情報は下記リンク先より確認して欲しい。
【情報元、参考リンク】
マウスコンピューター/LuvPad AD100 製品FAQ