HTC Nipponは12日、ソフトバンクモバイル向けのAndroidスマートフォン「HTC Desire HD」(001HT)の発売に合わせ、製品説明会を開催。その席上で今後のスマートフォン戦略及び関連サービスについての計画が語られたようだ。携帯電話に関する情報サイト、ケータイ Watchが12日に伝えた。同サイトによれば、HTCのプレゼンテーションを行ったのは本社の最高製品責任者を務める小寺康司氏。同氏は興味深いコメントをいくつか残している。
まず、注目すべきは同社が日本国内のケータイにおける定番機能の一つであるおサイフケータイ(FeliCa)搭載の可能性を示唆する発言があった。ケータイ Watchは小寺氏が「FeliCaなどはいずれやらざるをえないと思っている」と述べたと報じている。今後は日本市場においても通信事業者と協力して端末を提供していく方針だということだ。ということは、グローバルモデルをローカライズして投入するだけでなく、ハードウェア仕様の分野にまで踏み込んだ形でのカスタマイズ商品が今後リリースされる可能性があることになる。”HTC製品は海外モデルだから国内定番機能はサポートしない”との考えは変わることになりそうだ。
次に気になる点は、HTC Sense.comの対応機種に関する話だ。
HTC Sense.comはHTCが自社のスマートフォン向けに提供するウェブ連携サービス。PCなどのウェブブラウザからHTC Sense.comへアクセスすることで、登録したスマートフォンの内部データの一部を利用・編集したり、GPS機能を利用して端末の位置を掴んだり、遠隔ロックを施したりすることが可能なサービス。セキュリティ面の機能が特に注目されているもので、今後のHTC製スマートフォンにとって大きな魅力の一つになると期待されている。
このHTC Sense.comの対応機種の予定が判明した。まず、当面はHTC Desire HD以降の機種が対象になるのだという。HTC Desireなどの旧機種の対応は検討中とのことでまだ回答は決まっていないようだ。とはいえ、HTC Sense.comについてはハードウェア側にも要件があるとの話もあり、技術的に対応できない旧機種もあるかもしれない。また、国内のHTC Desire HDのサポートは2011年1月を目処に考えているようだ。
【情報元、参考リンク】
ケータイ Watch/HTC、「HTC Desire HD」のクラウドサービスなど紹介
Photo: free_programmer.
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