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東芝、「Google TV」搭載テレビのコンセプトモデルを2011年1月開催の米CESで出展へ

参考画像:現在米国で販売されている対応製品
東芝が米Googleのテレビ向けプラットフォーム「Google TV」を搭載したテレビの発売を検討していることが明らかになった。日本経済新聞が29日伝えた。同紙によれば東芝は29日にこの方針を明らかにしている。具体的な製品の仕様は不明なものの、2011年1月に米ラスベガスで開催される家電見本市「CES 2011」でコンセプトモデルが出展される予定という。

同イベントには韓国サムスン電子もGoogle TV採用製品を出展する予定とされており、複数のメーカーから新製品もしくはそれを見越したコンセプトモデルが展示されることになりそうだ。

Google TVはGoogleのモバイル向けOS「Android」をベースとしたプラットフォームで、テレビ向けに様々な調整・変更が加えられている。特に検索機能はテレビ番組表、インターネット上のコンテンツ、ストレージに保存している動画などを横断して行うことが可能。まさに「インターネットとテレビの融合」を実現した製品であり、それを成し遂げるプラットフォームになる。

これまでに対応製品をリリースしているのはソニーとLogitechの2社。ここにサムスン電子、東芝、そして米Vizioも加わる予定と噂されている。様々な課題を抱え、難しい船出を迎えているGoogle TVだが、Androidスマートフォンも決して幸先良いローンチではなかった。とても速いスピードでプラットフォームを革新、改善させていくGoogleだけに、2011年中にも機能は次々に良くなっていくだろう。

東芝がどのような特徴を持つモデルを準備しているのか注目したい。

なお、日本経済新聞では東芝が製品をリリースする場合には米国からだろう、と指摘しているが、実際そうなる可能性が高いだろう。

【情報元、参考リンク】
日本経済新聞
Google TV公式ウェブサイト

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