とはいえ、基本的なパッケージ及びその構成は変わることはないと考えられるので、購入検討者の方には参考になれば幸いだ。本記事ではまず、パッケージと付属品、端末の外観チェックを紹介したい。次回の記事では端末の動作をひたすら撮影したハンズオン動画を紹介する予定だ。端末の動作速度やプリインストールアプリの概要などを掴めるかと思う。
開封動画は下。動画前半は関係のない音声が録音されていたため、その部分のみカットしているので無音になっている。
GALAXY Tabのパッケージに同梱される品は次の通り。
- SC-01C本体
- ACアダプタ
- USB接続ケーブル
- クイックスタートガイド
- マイク付きステレオヘッドセット
- microSDカード(1GB)
- CD-ROM(※)
- 保証書類
本体パッケージは3mm厚ほどの硬い紙製。パッケージは比較的オシャレなデザインだと感じる。一点気になったのは底面のテキストの一部が英語であることだが、これは製品版では日本語に変更になる可能性もあるのかもしれない。とはいえ、同じサムスン電子製のスマートフォン「GALAXY S」(SC-02B)は製品版でも英語表記のままなので、これが最終仕様である可能性も高い。いずれにしても、読めなくて困るような内容ではない。
パッケージの上蓋を開けると、中にはSC-01C本体が納められている。今回は何の袋にも入っていなかったが、実際にはディスプレイの簡易保護フィルム、ビニール袋などで保護されていることだろう。また、本体は上層と下層を仕切る紙製のトレーに乗せられている。トレーは簡単に取り外せ、下層には付属品が入れられている。こちらも敷居で区切られている。
さて、ここからは付属品と本体外観について見ていきたい。
最初に紹介するのはACアダプタ。このアダプタは家庭用コンセントに差し込む部分とアダプタ本体が分割できるようになっている。少々硬く嵌め合わせるので、取り外すのは片手では難しいが、両手で行えば簡単にできる。とはいえ、基本的に国内で使う分には外す機会はないだろう。また、USB端子はmini USBやmicro USBではなく標準端子。この端子に付属のUSB接続ケーブルを挿し、反対側の端子を端末本体に接続する形で充電する。
こちらがUSB接続ケーブル。ご覧のように専用ドック端子と標準USB端子を持つケーブル。GALAXY Tab本体の接続端子は専用ドック端子なので、市販のUSBケーブルを挿して使うことは残念ながらできない。予備が欲しい場合には、ドコモショップなどで別途純正品を購入するしか今現在のところは対処法がない。
次に付属のmicroSDカード。写真をご覧頂ければわかるように容量は1GB。正直に言っておまけのようなものだが、GALAXY Tab本体の内蔵ストレージ容量は16GBあるので、音楽ファイルや写真、動画ファイルを大量に保存したり、サイズの大きなアプリを複数インストールしない限りはそれなりに余裕を持って使えるだろう。しかし、もっと大きな容量を確保したい方は別途市販品を購入する必要が出てくることになる。
付属のマイク付きステレオヘッドセットは下の写真の通り。カラーはブラック。カナル型のヘッドセットで、イヤーピースはサイズ別に3セット同梱されている。自分の耳のサイズに合わせて付け替えることができる。また、マイクはボリュームコントロール部の裏に付けられている。GALAXY Tabは電話もできるので、このヘッドセットを使って通話を行っても構わない。
最後にSC-01C本体の外観を紹介。
右写真はスマートフォンとのサイズ比較。左からGalaxy S、Galaxy Tab、Xperia、iPhone 4
左写真:端末の上面、右写真:端末の下面
基本的にパッケージ、付属品には特に問題なく、オーソドックスだと感じる。同梱されるmicroSDカードの容量が少ない点だけは唯一不満を感じる部分かもしれないが、これに関してはGALAXY Tabだけに留まらない話なので、致し方ないところだろう。また、本体デザインに関しては完全に人それぞれ好みが違うので、購入を検討している方は直に手にとって確認してみて欲しい。筆者個人としては、側面のデザインを除けば、概ね気に入っている。特に背面の処理は美しいといって言いレベルだろう。
次の記事では端末の動作状態に関してレビューしたい。
なお、今回のGALAXY TabはITmediaオルタナティブブロガーの方波見氏の好意でお借りできたものであり、ここで改めてお礼の言葉を述べておきたい。