韓国サムスン電子は現地時間4日、韓国において報道関係者向けにAndroidタブレット「GALAXY Tab」(ギャラクシー タブ)の発表会を開催した。GALAXY Tabは韓国で今週発売となる。価格は110万~120万ウォン(約約7万9500~8万6700円)程度。ただし、通信事業者SK Telecomのスマートフォン向けデータ料金プランに加入する条件で購入サポートを受けることができる。月額55,000ウォン(約4,000円)のプランに加入すると、実質的な本体価格は30万ウォン(約21,000円)程度になるようだ。朝鮮日報が4日に伝えた。
韓国におけるGALAXY Tabの普及へ向けた取り組みは明らかに力が入れられている。特にSK Telecomの準備は非常に入念だ。SK Telecomは自社のコンテンツストア「T Store」を通じて、タブレット用アプリを約6,500も用意する。さらに電子書籍13,000点も提供される。加えて、学習用の講義動画約1,000本が無料配信され、語学辞書や中高生向けの教科書なども提供される。さらには自動車用のナビゲーションアプリまで準備される。
タブレット型の端末で想定される主な一般用途に関してはできる限り用意されることになるようだ。
しかも、準備を進めているのはSK Telecomだけではなく、サムスン電子自身も同様の話。同社は8万点の電子書籍、大手新聞8紙、雑誌6種、コミックなども提供する。
朝鮮日報はサムスン電子の申宗均(シン・ジョンギュン)社長が次のように述べたと報じている。
「ギャラクシー・タブは、7インチの画面で書籍、新聞、雑誌、映画、ソーシャルネットワーキングなど豊富で日常生活に役立つコンテンツを楽しむことができる『スーパーメディア機器』だ」
また、以前から公言されているように世界160の通信事業者と契約を結び、年内に100万台の販売を目指していることが改めて伝えられている。
GALAXY Sは日本では11月下旬に発売予定。
【情報元、参考リンク】
朝鮮日報/サムスン電子、ギャラクシー・タブを発表
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