眼鏡やコンタクトレンズなどの販売を手掛ける小売店、ビジョンメガネを運営するビジョン・ホールディングスはビジョンメガネ各店舗においてNTTドコモ向けのAndroidタブレット「GALAXY Tab」を導入し、新たな接客サービスを展開する。まずは26日からビジョンメガネ西新井店で導入が開始されており、今後は各店舗に順次展開されていく予定。
GALAXY Tabを使った新たな接客サービスの目玉はバーチャルフィッティング。眼鏡の購入を検討しているユーザーが端末のディスプレイを見ながら、様々なデザインをバーチャルにフィッティングすることができる。ユーザーは自分自身の眼鏡を掛けたまま、手軽に複数の眼鏡の試着姿をバーチャルに確認できるため、商品の検討がより楽に、さらにより広範囲のデザインをチェックできるようになる。
例えば通常であれば自分に似合いそうな眼鏡やフレームを直に手に取り、掛けてみてから鏡で確認する、ということを何度も何度も繰り返す。最終的に気に入ったものを選択するまでには、人によっては長時間掛かるだろう。
しかし、バーチャルフィッティングであれば、次から次に多数のメガネをチェックできるため、自分に似合いそうな眼鏡を大まかに絞り込むことが容易にできるはずだ。その後に最終候補の数点のみを実際に試着する、という流れになれば、眼鏡選びも早く済む上、普段なら選びそうもない思わぬ品に巡りあえる可能性もあるかもしれない。バーチャルなので、店頭在庫のない商品のチェックも可能だ。
メガネビジョンでは将来的には在庫情報表示や商品の人気ランキングの閲覧などもGALAXY Tabでできるようにすることを検討している。GALAXY Tabは7インチと手頃なサイズ、重さの端末のため、片手で持った状態で店員が立ったまま接客することも可能だろう。ショップでの販促に使われる事例も今後増えていきそうだ。
【情報元、参考リンク】
ビジョンメガネ/プレスリリース(PDF)
ビジョンメガネ公式ウェブサイト
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