ノルウェーのOpera Softwareは9日、Android向けのブラウザ「Opera Mobile 10.1 beta」をリリースした。Android Marketで「opera」で検索すると「Web ブラウザ Opera Mobile」というアプリがリストアップされるので、それを選択してインストール。価格は無料。動作要件はAndroid 1.6以上なので、市場に存在する幅広いAndroid端末で利用することが可能。
しかし、実際の話に移ると、残念ながら1.6搭載端末の場合は動作速度が芳しくないかもしれない。例えばXperia、IS01などでは厳しい部分もある。一方、Android 2.2搭載端末であればベータ版と言えども、実用レベルに近い速度で動く。Xperiaユーザーの場合はAndroid 2.1へのアップデートを待ってから試すのでも遅くないだろう。
Opera Softwareは今回のOpera Mobileのほかに「Opera Mini」もリリースしている。Miniの方は、レンダリングエンジンをアプリ内に持たず、一旦データをレンダリングサーバで処理した上で表示する仕組み。一方のOpera Mobileはアプリ内にレンダリングエンジンを抱えるブラウザアプリだ。最大の特徴はこの点にあり、ハードウェア・アクセラレーションに対応する。また、マルチタッチによるピンチ操作のズーム処理をサポートする。
その上、Operaのサーバ経由でウェブページを表示させる「Opera Turbo」機能も提供されている。これはデータを最大で80%程度圧縮してやり取りできるモードで、表示速度が向上する。デフォルトではオフになっているので、利用したい場合は設定画面を開いてオンにしよう。とはいっても、それほど速くなるか、というと微妙なところ。日常使う上ではオフで問題ない。
また、他のOperaブラウザと同期できる「Opera Link」もサポートしている。これもデフォルトではオフになっているので、使いたい場合はオンにしよう。ブックマーク、Speed Dial、検索エンジンなどを同期することができる。サービスの利用料金は無料だ。ただし、ユーザー登録をする必要がある。
一点注意事項だが、今回のリリースバージョンではFlash Player 10.1をサポートしていない。Android端末にFlash Playerがインストールされていても、Operaでは利用できない状態にある。将来的にはFlashのサポートを予定しているが、現時点では時期は未定。
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