Android向けのアプリやコンテンツをユーザーが入手する手段は現時点でも複数存在している。Googleが運営する「Android Market」、各通信事業者が運営するマーケット、端末ベンダーが運営するマーケット、そしてサードパーティのマーケット。タイプとしてはこの4つが存在し、最近特に増えつつあるのがサードパーティのマーケットだ。
2010年はAndroidプラットフォームにとって、世の中に大々的に名を知らしめることのできた飛躍の年。まだまだ本格的な普及は始まったばかりであり、今はまだ、多種多様なサービスやマーケットが乱立する時期でもある。おそらく今後2、3年が経過した頃にはある程度淘汰が進み、有力マーケットも絞られてくるだろう。しかし、重ねてになるが、今の時期は戦国時代の幕開けにあたる。とにかく多くのマーケットが立ち上がってきているのが現状だ。
そのような背景の中、独自マーケットを容易に構築できるソリューションまで登場した。
シンク、モバリューション、Fjイデアス、アトラス、イーウォレットの5社は業務提携を結び、Android向けのアプリやコンテンツの販売を行うマーケットを独自構築し、サービス展開できるソリューション・パッケージ「AMS」の提供を17日より開始したと発表している。AMSを利用することで企業は独自のマーケットを短期間で構築可能だという。
AMSで構築できるマーケットにはユーザー向けのインターフェースとコンテンツの開発者・パブリッシャー向けのインターフェースが設けられ、双方にとって使いやすいものが用意されるようだ。また、AMSベースのマーケットはソーシャルメディアとの連携機能が盛り込まれ、EC決済代行システムも備える。すなわち、コンテンツ配信マーケットとしての基本を抑えつつ、バイラル・プロモーション効果が期待できる機能も持つことになる。
おそらく今後AMSを活用したマーケットが実際に登場してくるだろう。
最終的にどのマーケットが生き残り、どういう市場が形成されるのか、今の時点ではわからないが、落ち着くまでは多種多様な周辺サービスが生まれ、Androidプラットフォームを盛り上げていくことになりそうだ。当面はどのようなマーケットが登場するのか期待したいところ。
【情報元、参考リンク】
モバリューション/プレスリリース(PDF)
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