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高度な知識不要でAndroidアプリを作れるサービス「ドロクリ」が正式運用開始。時計、アルバム、壁紙アプリなどを簡単作成

タオソフトウェアは19日、Androidアプリを自動的に簡単作成できるサービス「ドロクリ」の正式運用を始めたことを発表した。ドロクリは5月からテスト運用が始まり、その後無料での使用、有料利用を加えたモニター募集など、段階的にバージョンアップ及び施策の投入を重ね、今回いよいよ正式版のローンチとなる。

当初はエンタープライズ向けも考慮されていたようだが、最終的にはコンシューマ向けをターゲットに落ち着くことになった。それにより利用料金も大幅に下げられ、1,000円から1,500円程度で1つのアプリを作成することが可能だ。作成したアプリはユーザーが自由にAndroid Market上で配信することができる。

さらに、Android Marketでの配信をせずに個人的に楽しむだけであれば、無料でアプリを作成・利用できる。具体的にドロクリで作成することのできるアプリのジャンル及びAndroid Marketでの配信を行うアプリの場合の料金は次の通り。
  • アナログ時計ウィジェット:1,500円
  • 動画アプリ:1,000円
  • フォトアルバムアプリ:1,000円
  • 目覚まし時計アプリ:1,000円
  • アナログ時計ウィジェット+壁紙:1,500円
簡単に作成できるアプリということもあり、種類はどうしても限られてしまうものの、簡易的な電子書籍アプリなどであれば、画像ファイルを固めたもので十分だろうし、写真集などは特に適しているかもしれない。Android Marketで配信可能なアプリを僅か1,000円程度の出費で手軽に作成できる点は魅力的だ。

仕組みはわかりやすく、予め用意されたフレームワークにユーザーが持っているコンテンツ・データを組み合わせてアプリ化する、というもの。そのため用意されたフレームワークに沿ったアプリしか作ることはできない。現在のフレームワークのラインナップは上記料金リストに掲載されたものとなる。しかし、フレームワークの種類は今後増える予定なので、幅はより広がるだろう。

タオソフトウェアとしては、動画や画像などのコンテンツを保有するクリエーターやアーティストが手軽に自身のアプリを作成・配信できる手助けになるとしている。

いずれにしても、Android Marketでの配信を考えなければ無料で利用できるので、関心のある方は気軽に試せるはずだ。アカウント登録などもなしで、フォームからいきなり作成手順に入ることができる。

【情報元、参考リンク】
ドロクリ公式サイト
タオソフトウェア

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