当初はエンタープライズ向けも考慮されていたようだが、最終的にはコンシューマ向けをターゲットに落ち着くことになった。それにより利用料金も大幅に下げられ、1,000円から1,500円程度で1つのアプリを作成することが可能だ。作成したアプリはユーザーが自由にAndroid Market上で配信することができる。
さらに、Android Marketでの配信をせずに個人的に楽しむだけであれば、無料でアプリを作成・利用できる。具体的にドロクリで作成することのできるアプリのジャンル及びAndroid Marketでの配信を行うアプリの場合の料金は次の通り。
- アナログ時計ウィジェット:1,500円
- 動画アプリ:1,000円
- フォトアルバムアプリ:1,000円
- 目覚まし時計アプリ:1,000円
- アナログ時計ウィジェット+壁紙:1,500円
仕組みはわかりやすく、予め用意されたフレームワークにユーザーが持っているコンテンツ・データを組み合わせてアプリ化する、というもの。そのため用意されたフレームワークに沿ったアプリしか作ることはできない。現在のフレームワークのラインナップは上記料金リストに掲載されたものとなる。しかし、フレームワークの種類は今後増える予定なので、幅はより広がるだろう。
タオソフトウェアとしては、動画や画像などのコンテンツを保有するクリエーターやアーティストが手軽に自身のアプリを作成・配信できる手助けになるとしている。
いずれにしても、Android Marketでの配信を考えなければ無料で利用できるので、関心のある方は気軽に試せるはずだ。アカウント登録などもなしで、フォームからいきなり作成手順に入ることができる。
【情報元、参考リンク】
ドロクリ公式サイト
タオソフトウェア