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Acer、GALAXY TabやiPad対抗のAndroidタブレットを発表。デュアルコアCPU搭載。10.1インチ版はHoneycomb採用へ

台湾のコンピュータ機器メーカーAcerは米国時間23日、ニューヨークでプレスカンファレンスを開催し、今後投入予定のタブレット製品を発表した。この日お披露目されたタブレットは2機種(※)で、両モデルともAndroidを採用。ディスプレイサイズ違いでラインナップされる。1つは7インチで、もう1つは10.1インチ。搭載OSのバージョンは発表時こそAndroid 2.2(Froyo)であったものの、リリース時には次期最新バージョンが載る見込み。特に10.1インチ版はFroyoの次のバージョンであるGingerbreadのさらに次のHoneycombを搭載する予定とされている。この点、実際にはある程度流動的になる可能性もありそうだが、いずれにしてもできる限り最新のバージョンが積まれるはずだ。

発売時期は両モデルとも2011年4月。タブレット製品の正式名についてはまだ明らかにされていない。

2機種の特徴的仕様は高い解像度を持つディスプレイを採用している点と、デュアルコアCPUを搭載することだろう。ディスプレイに関してはどちらのモデルも1280×800の解像度を持つ。これはとりわけ7インチモデルでユーザーに対して良い印象を与えそうだ。とはいえ、縦横比率が16:10になるため、横長になるだけといった意見もあるかもしれない。それでもサムスン電子のGALAXY Tabの縦の解像度は同じ7インチで600だ。より広々とスクリーンを使えることは確か。

そしてプロセッサは両モデルともQualcomm製のデュアルコアが採用される。7インチ版がより高速の1.2GHz、10.1インチ版が1GHz駆動のコアが使われる。

この2つの特徴だけでも快適なウェブブラウジング体験が得られることは確かなはずだ。当然Adobe SystemsのFlash Player 10.1もサポートする。シングルコアの1GHzプロセッサ・レベルでは少々もたつくこともあるFlashコンテンツだが、Acerのタブレットであれば快適動作する可能性が高い。

その他にもハイレベルな仕様のオンパレードだ。タッチパネルは10点同時検出可能なものが採用され、センサー関係も6軸のジャイロセンサーを投入するなど余念が無い。Acerとしては、高品質で複雑な操作を要求するゲームでの利用も想定しているのだという。そしてエンターテインメント・コンテンツはゲームだけでなく、動画、音楽などもある。音質にもこだわり、7インチ版にはDolby Mobile Technologyを採用。

他のスクリーンへの映像出力も可能なようにHDMI出力端子も装備され、DLNAにも対応。動画再生は1080pもサポートし、カメラでのHD動画撮影もできる。ちなみにインカメラ、メインカメラを搭載。両カメラともHD対応。

端末の筐体はきめ細かい仕上げが施されたアルミをメインに形成。


※この日のイベントではWindows 7搭載のデュアルスクリーン型の特殊なタブレットも発表されている。

【情報元、参考リンク】
Pocket-lint/Three new Acer tablets to mix up the market

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