左:DROID Pro、右:Citrus |
Verizon WirelessのAndroidスマートフォン・ラインナップはかなりの数になりつつあるが、DROID Pro、Citrus共に、それぞれに特徴を備えている。
DROID Proは写真をご覧頂ければわかるように、ストレートタイプの筐体ながら本体下部に物理キーボードを設けた端末。どちらかと言えば、これまでBlackBerryを使ってきたようなビジネスマンなど、ビジネスユースをターゲットに捉えたスマートフォンだ。とはいえ、中身を見れば基本的には普通のスマートフォンであり、ビジネスユースと関係なく使っても全く問題ない。ディスプレイサイズは3.1インチ、プロセッサの駆動周波数は1GHz。Android 2.2搭載モデルのため、米Adobe SystemsのFlash Player 10.1にも対応する。カメラは5メガピクセルで、最近の機種では標準装備になりつつあるDLNA機能も搭載。また、対応ネットワークはCDMA、W-CDMA、GSM。
次にCitrusだが、こちらに関してもある程度写真から得られるイメージ通り。
搭載OSはAndroid 2.1で、ディスプレイサイズは3.0インチ。コンパクトで手頃な大きさの筐体が採用されている。また、1点大きな特長があり、背面に「BACKTRACK」と名付けられたタッチパネルを装備している。これを使ってウェブサイトをスクロールしたり、メニュー画面でアイコンを選んだりと、様々な操作を行うことが可能。
また、この端末は環境に配慮されている点も強調されている。筐体に使われているプラスチックは25%の再生素材が用いられており、PVC/BFRフリーでもある。また、パッケージやマニュアルにも再生紙が使われている。とはいえ、これらの点は特に明記されていなくとも程度の違いはあるが、他の端末でも取り組まれていることなので、あまり特記すべき事項でもないかもしれない。ともかく、Citrusは低価格で売り出されるエントリークラスのスマートフォンになる。
【情報元、参考リンク】
Motorola/プレスリリース(DROID Pro)
Motorola/プレスリリース(Citrus)