まず、両端末がNTTドコモからリリースされることはすでに様々な報道から周知の事実となっており、正式発表も5日午前10時から行われる予定だ。しかし、それを待たずしてアップロードされたカタログデータからある程度の詳細はすでに明らかになった。それぞれの端末の情報を確認していこう。
Samsung Galaxy S(サムスン ギャラクシーS)(型番:SC-02B)
Galaxy SはSC-02Bの型番で10月~11月に発売になる。具体的な予測としては10月下旬から11月上旬ではないかと噂されている。また、価格は不明だが、カラーバリエーションは1色展開でメタリックブラックのみ。気になるスペックは、Android 2.2を搭載し、米Adobe SystemsのFlash Player 10.1に対応する。このFlashはLiteではなく、フルバージョンになるので、基本的にはパソコンで得られるウェブブラウジング体験と同等になる。重いFlashコンテンツの場合は若干動作速度に不満が生じる可能性も懸念されるが、基本的にはパソコンと同じように、様々なウェブサイトでのFlashコンテンツを利用できるようになる。これはAndroid 2.2搭載スマートフォンで得られる非常に大きな利点だ。
そしてディスプレイはもちろんSamsung Mobile Display社製のSuper AMOLED(スーパー有機EL)。今ではサムスン電子製端末以外では得られにくくなった貴重なディスプレイでもある。非常に高精細で明るい4.0インチのディスプレイはGalaxy Sの大きな特長の一つ。
また、カメラの有効画素数は500万画素と、他のライバル機種と比較すると劣るように見えがちだが、日常利用するには十分以上の性能を持つ。1280×720ドットのHD動画の撮影にも対応している。ただし、画素数を気にするユーザーもいるだろう。
国内向け対応として「SNS browser」ではTwitterのほか、mixiにも対応。よく連絡をとる人とのやり取りを時系列で確認できる「Buddies now」をホーム画面上に配置することも可能。SNSを日常的に利用するユーザーへの利便性が高められている。
そして、内蔵メモリは512MB RAM、512MB ROM、加えて16GBのストレージ容量を別途搭載。外部メモリとしてmicroSDHCカードスロットも持ち、最大32GBのカードにまで対応するため、内蔵ストレージと合わせて48GBの容量を一度に利用することができる。もちろんAndroid 2.2搭載なので、アプリをmicroSDHCカードに移すことも可能。
加えて、ネットワーク仕様も非常にレベルが高い。Wi-FiはIEEE 802.11nにまで対応。Bluetoothも3.0までOKだ。Bluetoothキーボードなどの豊富なワイヤレス機器との連携が図れる。DLNA機能も搭載しているので、対応したテレビやパソコンなどとの連携も可能。
とにかく非常にハイスペックな仕様に仕上がっている。
仕様一覧表からGalaxy Sの部分を抜き出したもの
Samsung Galaxy Tab(サムスン ギャラクシー タブ)(型番:SC-01C)
こちらに関しては発売時期が11月~12月ということもありカタログにも詳細までは記されていない。しかし、基本的なハードウェア仕様はグローバルモデルと同等と考えていいだろう。となれば、Android 2.2搭載は標準として、その他のスペックも同じだろう。Galaxy Tabのスペックは次の通りだ(※ただし、このスペックはあくまでも海外モデルなので、参考程度に留めてください)。
- OS:Android 2.2(Froyo)
- UI:Samsung TouchWiz 3.0
- CPU:Cortex A8 1GHz
- ディスプレイ:7インチ液晶(解像度:1024×600)。マルチタッチ対応
- 内蔵ストレージ:16GB or 32GB
- 外部メモリ:microSD/microSDHC(最大:32GB)
- 前面カメラ:1.3メガピクセル
- 背面カメラ:3メガピクセル、LEDフラッシュ搭載
- 3G:HSUPA/HSDPA対応
- Wi-Fi:IEEE802.11b/g/n
- Bluetooth:3.0
- バッテリ容量:4,000mAh
- 重さ:380g
搭載されるアプリや対応サービスについては正式発表待ちになるが、380gの重さ、7インチのディスプレイは手軽に使うには適したレベル。
5日の発表も待ちたいところ。
【情報元、参考リンク】
NTTドコモ 2010 10-11月カタログ
欲しい・・・
返信削除すごい欲しい
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