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NTTドコモ、GALAXY S(SC-02B)の発売日を10月28日と発表

NTTドコモは21日、サムスン電子製のAndroidスマートフォン「GALAXY S」(SC-02B)の発売を28日より開始すると発表した。これまで発売時期は10月下旬とされてきたが、具体的な日にちが確定した。

また、同社はGALAXY Sの発売に合わせ、28日午前10時から電子書籍のトライアルサービスもスタートさせる。小説、雑誌、コミックなど複数のコンテンツが提供される予定で、例えば小説では村上龍氏の「歌うクジラ」、辻仁成氏の「サヨナライツカ」、吉川英治氏の「宮本武蔵(一)」、雑誌では「ORICON STYLE」、「ぴあ Special Magazine」、コミックでは「頭文字D(1)」「のだめカンタービレ(1)」「医龍 第1集」など多くのタイトルがラインナップされる。

28日に発売されるGALAXY SはNTTドコモにとって初となるAndroid 2.2搭載スマートフォン。

これまでにリリースされたAndroid端末は「HT-03A」「Xperia」「LYNX」の3機種だが、いずれも搭載OSはAndroid 1.6。最新バージョンの2.2では多くの機能追加・改善が図られており、ユーザーエクスペリエンスは大きく向上する。米Adobe SystemsのFlash Player 10.1をサポートすることで、ウェブブラウジングはパソコンでの利用とほぼ変わらないレベルのものを得ることができる。また、アプリの実行速度が基本的に改善され、高速化が図られている。これはJavaScriptも同様で、ウェブブラウズ上のストレスを軽減する。そのほかにも多種多様な改善が盛り込まれている。

また、GALAXY Sのハードウェア仕様も目を引く構成になっている。

一見してわかるのは美しいディスプレイ。Super AMOLED(スーパー有機EL)ディスプレイの発色の良さは誰が見ても区別できるほどで、とても明るい表現を実現している。また、有効画素数はやや物足りないものの5メガピクセルカメラでは720pのHD動画の撮影にも対応。DLNA機能も搭載し、他の機器との連携を取ることも可能だ。

Wi-FiもIEEE802.11nまでをサポートしており、高速での通信ができる。

対応するアプリマーケットには「ドコモマーケット」「Android Market」のほか、サムスン電子の「SAMSUNG Apps」もある。

NTTドコモはGALAXY Sの発売に合わせ、ドコモマーケット上で多数のFlashコンテンツ、動画コンテンツの配信も行う。GALAXY Sの購入者は買ったその日から実に多くのコンテンツを楽しめる環境が提供されることになる。

Xperiaの発売によって国内にAndroidスマートフォンを広めたNTTドコモがGALAXY Sで流れをより拡大させることができるのか、注目のローンチだ。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/報道発表資料

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