とはいっても、本サイトはAndroid端末の情報を主に扱っているので、ユーザーの多くもAndroidへの関心の高い層だ。そこで、ここではAndroid関連の出展に特化してお伝えしたい。なお、Androidスマートフォン「IS03」「Galaxy S」、タブレット「Galaxy Tab」「Folio 100」、電子書籍リーダー「GALAPAGOS」などに関する詳細レポートは後ほど改めて記事にしたい。写真、動画なども紹介する予定だ。
まず、今回のCEATECに出展されているAndroid端末の目玉は、「IS03」「Galaxy S」「Galaxy Tab」「Folio 100」「GALAPAGOS」の5点になる。加えて、KDDIのブースでは「テレビダイジェスト」サービスの出展エリアでNECのタブレット「LifeTouch」がデモ機として用いられている。こちらも触ることが可能だ。
その他、アプリや関連サービス、各社のワイヤレス給電システム、シャープの裸眼立体視可能な端末なども含めると、見て回りたいブースはさらに増えるし、テレビなどの家電に関心がある方の場合は範囲はずっと多くなる。
先に挙げたAndroid端末は、全て実機に触ることができる。ただし、IS03、Galaxy S、Galaxy Tab、Folio 100、GALAPAGOSはおそらく並ぶ必要がある。これは覚悟すべき。どの端末も基本的に触ることのできる時間は約5分前後。台数は複数用意されているが、当然大勢集まっているので、並ぶことになる。並んだ列に4人が待っていた場合には単純計算で20分は待たされる。しかも、人によっては5分以上使う方もいるので、もっと時間が掛かるかもしれない。9日の場合は来場者が多いことが予想されるので、もっと並ぶかもしれない。余裕を持って会場に行く方が無難だ。
例えば、IS03、Galaxy S、Galaxy Tabの3機を確実に触る場合には、最低でも1時間半の時間は見積もっておきたい。
また、GALAPAGOSはもっと並ぶ可能性がある。実機を触ると動作がもっさりしている(製品版は改善される予定とのこと)のでやや失望しかねないが、関心の高さはとても高い。Folio 100もタッチパネルの感触があまり良くなく、ガッカリする可能性があるが、こちらもGalaxy SやGalaxy Tab以上に並ぶ。特にFolio 100は台数が少ないのでなおさらだ。
ちなみに、IS03の実機デモ体験エリアはブース正面と角の2箇所に用意されているので、並ぶ前に両方の状態を確認する方がいい。早く触れそうな方に並ぼう。
Folio 100、GALAPAGOS、LifeTouchを含めた6つの端末を全て触るには3時間は見積もった方がいいはず。それと、京セラブースには「ZIO」の実機もある。
もちろん、周囲をうろうろせず、この目的地だけを目指して一心に直行するのであればもっと短い時間で済むかもしれない。しかし、キョロキョロと目移りするとアッっと言う間に時間が過ぎてしまうので要注意だ。
さらに、今回のCEATECでは3Dテレビ関係の出展も多く見られる。来場者の関心も高く、体験するには並ぶ必要がある。そのため、携帯電話、テレビなどの家電の双方をじっくりと見て回るにはやはり午前から足を運ぶ方が無難だ。
CEATEC JAPAN 2010の印象として、少なくともAndroid端末と3Dテレビに関心のある方は、行って後悔する可能性は低いと思うので、ぜひ9日に参加してみて欲しい。CEATECでは、日本でもAndroidの熱が高まりつつある流れ、雰囲気を体感できると思う。
最後にオススメの順路だが、これは各人が見たいもの、お目当てのブース順が良い。欲張って各ブースを一通り回ろうとすると、すぐに時間を消費してしまう。他のブースを回るのはお目当ての端末をチェックしてからでいいと思う。
下に各ブースの写真をいくつか掲載。それぞれの端末の詳細レポートは別途記事にする予定。
NTTドコモのブースはすごい人だかり
左:Galaxy S、右:Galaxy Tab。どちらも実機を触ることができる。感触は良好。
KDDIブースもすごい人。IS03はタッチ&トライ用実機のほか、ショーケースにも展示
左:IS03、良いデキ。右:シャープのブース。シャープのブースも大盛況
KDDIブースにはNECのAndroidタブレット「LifeTouch」も
東芝ブース。パソコンからタブレットまで様々なンピューター機器を展示。Folio 100の実機も
左:がうがうインターナショナルジャパンのブース。ケースが一杯。右:ワークスタジオのブース。モック用のディスプレイ
左:ソニーのブースは3Dをメインに。右:パイオニアではスマートフォン向けカーナビを展示
【情報元、参考リンク】
CEATEC JAPAN 2010