Photo: Yutaka Tsutano. |
Marshall氏はCDMA版のiPhoneのローンチ時期は2011年3月で、米国の通信事業者Verizon Wirelessだけでなく、世界各国のCDMA対応通信事業者で展開されるかもしれない、と指摘している。その例としてKDDIも名指しで挙げており、同氏は可能性があると見ているようだ。
Marshall氏のコメントは次の通り。
「Verizon向けだけに留まらないだろう。日本のKDDIのように、CDMAを採用している通信キャリアは世界中にある。Appleは米国に限らず、世界的に広く展開するものと私は考えている」
なお、CDMA版のiPhoneのベースは「iPhone 4」と見られている。Verizon Wirelessからの発売は確実だと噂されており、時期に関しても、実際に3月になるかどうかは不明ながら、その辺りになる可能性は高いと予想されている。
「Android au」のキャッチコピーでAndroidスマートフォンを推すKDDIだが、iPhoneをラインナップに加えられるのであれば、それはそれで同社にとっては嬉しい展開だろう。もしも、本当にこのような話が実現した場合、NTTドコモはいよいよAndroidへより本格的に注力していくことになるだろう。そうなると、国内スマートフォン市場の戦いも新たな曲面を迎えることになる。
とはいえ、今回の話はMarshall氏のコメントに過ぎないため、実際のところは全く不明だ。今後も関連情報には注目していきたい。
【情報元、参考リンク】
ringo-sanco/Rumor: 「CDMA iPhone」日本のKDDIを含めてグローバルに展開?
Macworld/Analyst: Verizon iPhone on track for March 2011 debut