Androidニュース&アプリ情報メディア

AT&T、Androidスマートフォン3機種を発表。Motorola Bravo、Flipout、Flipside

米通信事業者AT&Tは現地時間5日、Androidスマートフォン3機種を発表した。いずれも米Motorola製の端末で「Motorola Bravo」「Motorola Flipout」「Motorola Flipside」の3つ。Flipoutに関してはすでに欧州などで発売されているので、ご存知の方も多いと思う。端末の隅に回転軸を設け、フリップさせて物理キーボードを取り出す機構が採用されたスマートフォン。そして、Bravoはオーソドックスなストレートタイプの端末。Flipsideは一般的な横スライドにより物理キーボードを取り出すタイプ。いずれもOSにはAndroid 2.1を搭載し、79.99ドルから129.99ドルの価格で販売される予定。基本的には手軽に端末を利用したいエントリークラス向けのラインナップになる。

写真左からBravo、Flipout、Flipside

発売時期はFlipoutが10月17日、残る2機種がホリデーシーズンとされている。いずれにしても近いうちに米国でリリースされる。それぞれの機種の特徴は次の通り。

Motorola Bravo

価格は129.99ドル(2年契約)。Android 2.1を搭載し、UIにはMotoblurを採用。プロセッサ駆動周波数は800MHz、512MB RAM、2GB ROM、外部メモリとしてmicroSDカードスロット搭載、ディスプレイは3.7インチ液晶(480×854)、3メガピクセルカメラを装備。Wi-Fi、Bluetooth(2.1+EDR)、GPS、加速度センサーなどの基本的機能も一通り搭載。バッテリー容量は1,540mAhと大きい。DLNA機能を持っている点がエントリークラス機としては特長の一つ。



Motorola Flipside

価格は99.99ドル(2年契約)。Android 2.1を搭載し、UIにはMotoblurを採用。スライド式のQWERTYキーボードを搭載するモデル。ハードウェアの基本スペックはやや低く、3.1インチのディスプレイ(は320×480)、カメラは有効画素数が300万画素。プロセッサはTI OMAP 3410で、駆動周波数は720MHz。512MB RAM、512MG ROMを搭載し、外部メモリスロットも持つ。Wi-Fi、Bluetooth、FMラジオなどの機能も備え、バッテリー容量はBravoと同じく1,540mAh。



Motorola Flipout

価格は79.99ドル(2年契約)。上記2機種と同様にAndroid 2.1+Motoblurの基本システム。最大の特長はフリップアウト機構を採用したQWERTYキーボードを搭載する点。端末の角をはじくように押し出すことで、キーボードが出現する。その他、ハードウェア仕様はFlipslideと同様に、やや低い。プロセッサはTI OMAP 3410で720MHz駆動、内蔵メモリは512MB RAM、512MB ROM、ディスプレイは2.8インチ(320×240)。外部メモリスロット、Wi-Fi、Bluetooth、3メガピクセルカメラなどを搭載。カメラは固定フォーカス。バッテリー容量は1,170mAhとやや少なめだが、筐体も小さいのでそれを考えれば十分だろう。


【情報元、参考リンク】
AT&T/プレスリリース
Android Central/AT&T unleashes a trio of Androids: The Motorola Bravo, Flipside and Flipout

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件