ドイツのSynapse-Phonesがカスタマイズ・スマートフォンの販売サービスを開始することが明らかになっている。モデル名は「Synapse One」。この端末は購入者が注文時に各スペックを自由に選択し、自分の好みの構成にカスタマイズ可能な点が特長。
カスタマイズできる範囲は多岐にわたり、ディスプレイ、CPU、対応ネットワーク、Bluetoothのバージョンなど、様々なパーツを変更することができる。発売時期は2011年2月前後を予定しており、すでに予約受付を開始している。とはいえ、現在は過剰アクセスによってサーバがダウンしており、予約できない状態にある。
Synapse Oneのベースモデルのスペックは、Android 2.2搭載、1GHzプロセッサ、4インチのSuper AMOLEDディスプレイ(解像度:480×800)、照度センサー、加速度センサー、デジタルコンパス、AGPS、カメラ用ボタン搭載、microSD/microSDHCスロット(最大32GB)、アルミニウムボディ、microUSB端子などとなっている。充電器、microUSBケーブルが同梱される。
カスタマイズできる主な項目は次の通り。
対応ネットワーク、Bluetooth、無線LAN、カメラ、カメラ用フラッシュ、正面カメラの有り無し、3.5mmヘッドフォン端子、FMラジオ、miniHDMI端子、テレビ機能(DVB-T)、ストレージ容量、内蔵メモリ容量、同梱されるmicroSDカード、メインキーの種別(タッチ式、物理キー)、バッテリー容量、カラー(ブラック、ホワイト)など。
実に多くの項目を選択できるので、とても面白いサービスと言える。
サーバがダウンしている状況からも容易に想像できるように、Synapse-Phonesが想定していた以上に世間の関心を惹いたことは確かだろう。今後体制が整い、ウェブ上での予約が可能になった段には再びアクセスが殺到しそうだ。
【情報元、参考リンク】
Synapse-Phones
Engadget/Caveat emptor: Custom Android handsets all the rage in Germany?
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