Androbookは村上氏が個人的に作成した簡易電子書籍化のウェブツール。JPEGの連番画像ファイルをまとめたZIPファイルをAndrobookのサイトにアップロードすることで、Androidアプリ化されたファイルを得ることができる、というもの。無料サービスの上、非常に簡単にアプリ化ができるとして注目を集めた。
アプリ化された電子書籍はページをドラッグすることで全体を表示させたり、横に大きくドラッグすることでページ送りもできる。現在は残念ながらこれら基本的な操作系しか盛り込まれていないが、今後のバージョンアップでの機能拡充も期待されている。
小難しいコンピュータの知識、プログラミングの技術なしでアプリ化できるため、個人出版、同人作家などでの利用が想定される。その上、Android Marketは簡単にアプリを配信できるマーケットのため、Androbookとの組み合わせで参入を図る作家が増える可能性は十分にある。
今後のバージョンアップにも期待したいし、佐藤氏の動きにも注目となりそうだ。
下は村上氏がYouTubeにアップロードしているデモ動画。
【情報元、参考リンク】
村上福之の「ネットとケータイと俺様」/Androbook:本当にブラよろの中の人がアップしましたよ。こんなアプリで大丈夫か?