ソニー・エリクソンは15日、2010年第3四半期(7月~9月)の業績発表を行った。同社は3四半期連続で利益を計上する好調を維持し、6,300万ユーロの営業利益を記録した。売上高は16億3百万ユーロで、売上総利益率は30%(前4半期は28%。前年同期は16%)。
先に述べたように今四半期の営業損益は6,300万ユーロの黒字だが、前年同期は1億9,300万ユーロの赤字。1年で大きく業績改善してきている。さらに、携帯電話端末の平均販売価格も高水準をキープ。前年同期が114ユーロだったのに対して、今四半期は154ユーロだ(前四半期は160ユーロ)。
同社の社長兼CEOのバート・ノルドベリ氏はリリースの中で次のように述べている。
「3四半期連続で利益を計上したことは、ソニー・エリクソン全体の業績が安定しつつあることを示しています。スマートフォンに注力する戦略は成功を収めつつあり、スマートフォンは現在当社の売上高全体の50%を超えるに至っています。当四半期において、ソニー・エリクソンはアンドロイドOSを搭載したスマートフォンであるXperiaシリーズを新たに中国及び米国などの市場に導入しました。アンドロイド搭載スマートフォンで世界ナンバーワンの会社になることがソニー・エリクソンの目標です」
Androidスマートフォンへの注力を表明するソニー・エリクソンだが、来年にはWindows Phone 7搭載機もリリースする予定だ。また、同社はSymbian搭載端末の開発を中止することも明らかにしている。
基本的にはAndroid、Windows Phone 7という2つのプラットフォームを軸にスマートフォン・ラインナップを展開していくことになるソニー・エリクソンが、今後実際にどのような端末をリリースするのか注目となるだろう。
【情報元、参考リンク】
ソニー/ソニー・エリクソン:2010年度第3四半期連結業績概要のお知らせ(PDF)
intomobile/Sony Ericsson to drop Symbian, produce a Windows Phone 7 handset in 2011
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