調査会社のMM総研は26日、2010年度上期(4月~9月)の国内携帯電話出荷状況の調査結果を発表した。その中でスマートフォンに関するデータのみを抜粋してまとめた資料もあり、国内スマートフォンの出荷台数シェアが明らかになっている。
MM総研のデータによれば、2010年度上期にトップシェアを獲得したのはApple。iPhoneシリーズの出荷台数は134万台で、シェアは61%。iPhoneの勢いは今年も劇的なものとなっており、前年同期の65万台から2倍弱に増えている。2位につけたのはソニー・エリクソン。出荷台数は46万台でシェアは21%。この数字はNTTドコモ向けに販売している「Xperia」で稼いだもの。同社の前年同期のシェアは0%だ。3位はシャープ。出荷台数は14万台。
MM総研は2010年度全体での国内スマートフォン出荷台数は440万台程度だろうと予想している。この数字は前年度に比べ、2倍近いものになる。また、上期の携帯電話端末全体におけるスマートフォンの出荷台数の割合は11.7%。携帯電話端末全体の出荷台数は1,913万台で、スマートフォンは223万台。勢力は依然としてまだ小さいが、今後ますます伸びてくるのは確かだろう。
なお、4位以下に関しては東芝、HTC、Research In Motion(RIM)、富士通、Samsung(サムスン電子)と続いている。
相変わらずAppleのiPhoneの強さが際立つ結果だが、ソニー・エリクソンの台頭はAndroidプラットフォームの成長を意味している。2010年度下期にはシャープからNTTドコモ、ソフトバンクモバイル、auの3キャリア向けにAndroidスマートフォンがリリースされる見込み。東芝もNTTドコモ、au向けに端末を発売する。HTCもHTC Desire(X06HTII)とHTC Desire HD(001HT)をソフトバンクモバイル向けに発売。SamsungもNTTドコモ向けにGALAXY SとGALAXY Tabを出す。
2010年度下期は上期以上に面白い市場になることが予想され、Android陣営がどこまでシェアを伸ばすのか注目したいところ。
※データ出典:「(株) MM総研 [ 東京・港 ]
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