サムスン電子は3日、ハイスペックAndroidスマートフォン「Galaxy S」の販売台数が300万台を突破したことを発表した(実売台数だけでなく、出荷台数も含まれるものと見られる)。加えて、2010年のスマートフォン端末の販売台数目標を当初の1,800万台から700万台上乗せし、2,500万台に上方修正したことも明らかにしている。さらに、2011年には倍となる5,000万台の販売目標を立てているようだ。
同社はドイツ・ベルリンで3日から開催されている世界最大の家電見本市「IFA 2010」に出展する為、一部の幹部が現地に飛んでいるが、同社初のAndroidタブレット「Galaxy Tab」の発表会の後、様々な情報を公開している。
その中の一つがスマートフォンの販売台数目標と実績だ。同社のモバイル通信部門責任者のJK Shin氏は3日、今年の販売台数目標を2,500万台に修正すると発表した。これは、当初の目標である1,800万台を上回る見通しが立ったからだという。また、同社社長、Choi Gee-Sung氏はGalaxy Sが発売から2ヶ月間で300万台を売り上げたと述べている。ただし、Galaxy Sのセールス記録に関してはこれまでも米国、欧州については出荷台数ベース、韓国については実売台数ベースであった為、300万台の数字もこれらを合わせたものと見られる。
そしてGee-Sung氏は、Galaxy Tabについては100万台の販売目標を掲げている。
このサムスン電子の攻勢に対してAndroidスマートフォン陣営の雄であり、2強のMotorola、HTC、そしてソニー・エリクソン、LG電子、ZTEらがどのような端末で対抗していくのかも注目であり、まさに戦国時代といえるだろう。現状では依然としてMotorola、HTCの優位は揺るがないように見えるが、激しい戦いなのは確かだ。また、強力な競合メーカーに対して国内メーカーが今後どこまで迫れるのかにも期待したい。
【情報元、参考リンク】
Yonhapnews/サムスン電子社長「電子産業で大再編が起きている」
ロイター通信/サムスン電子、今年のスマートフォン販売台数は目標上回る見込み
Photo: nan palmero.
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