韓国サムスン電子は2日、ドイツ・ベルリンにおいて同社初のAndroid搭載タブレット端末「Samsung Galaxy Tab」を発表した。Galaxy TabはAndroid 2.2(Froyo)を搭載し、10月以降に欧州、米国などで販売がスタートする予定。内蔵ストレージ容量違いで2つのモデル(16GB、32GB)が用意され、それぞれ700ユーロ、800ユーロ程度の価格になる見込み。しかし、同社はGalaxy Tab以降のタブレットの展開もこの日に披露している。発表会の後に行われた質疑応答の中で、同社は今後の計画について明かしている。
Galaxy Tabは7インチのディスプレイサイズの端末だが、同社は今後、サイズ違いの端末を複数投入する計画を描いているようだ。投入時期はGalaxy Tabのリリース以降、2011年以降になる見込み。
しかも、その中にはAndroidの次期バージョンである「Gingerbread」のさらに次のバージョンの開発コード「Honeycomb」(バージョン3.5と考えられている)を搭載したモデルも含まれることがわかった。ディスプレイもGalaxy Tabよりも大きなサイズになるようだ。
いずれにしても同社はGalaxy Tabに続く複数のモデルを計画しているようだ。市場の流れを見る限り、10インチ程度のモデル、5インチ程度のモデルを揃えれば、スマートフォンを含めて4インチ~10インチまでを小刻みに割って展開することができる。その中でハードウェアスペック、内蔵ストレージ容量違い、対応ネットワーク違いなどで仕様を振り分ければ、実に多くのラインナップが形成されることになる。
2011年はサムスン電子のAndroidタブレットが多数登場することになるだろう。
【情報元、参考リンク】
Pocket-lint/Samsung confirms Galaxy Tab 2...and 3 and 4....
Samsung/Samsung confirm Android 3.5 Honeycomb for tablets
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